アジア・欧州と株価は下落。欧州市場に入り、薄商いの中で円はクロスを含め全面高へと変化し、米国市場に入っても円買い戻しの流れは止まらず、一時119円を割り込む。
「ポジション整理の動き=ドル売り」+「来年に向けた新たなポジション・メーク=ドル買い」の考えは変わりないが、「弱い世界的な株価+世界的な金利の低下」に、予想外に強いポジション調整のドル売りが続いている。
USDJPYは、200時間SMAを注目している。来年の12月18日にこの水準を上抜け上昇が続いていたが、30日の午後5時にこの水準を割り込み、この時間帯で売りが加速し、現在に至っている。現在この線は119.59円に位置している。
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アジア市場は、実需筋の動きも見られず、日経平均株価は17450.77(-279.07-1.57%)と弱く、小幅な円の買い戻しが続いた。
欧州市場に入り、インドネシア航空機事故の影響なのか、目立った材料は不在の中で、株安に序盤から円買いが強まった。円ショートの買い戻しに、USDJPYは120円の大台を割り込み、クロスでも円は上昇、USDJPYの売りがリードするドルドル安相場へと発展。
米国市場に入り、DJIAは弱く、米金利の低下は止まらず、円買いが再開し、USDJPYは119円台を割り込み、主要通貨でドルは全面安へ。GBPUSD=1.5570台へ、AUDUSD=0.8200直前へ、NZDUSD=0.7840台へと上昇。
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スペイン12月のCPI・速報値=前年比-1.1%、HICP-1.1%(予想-0.7% 11月-0.5%)原油価格の下落で2009年7月以来の低下率。
スペイン11月の小売売上高=前年同月比1.9%(10月1.0%)と、過去1年間で最大の増加率。
英ネーションワイド住宅価格指数=前月比0.2%(予想0.2% 前回0.3%)、前年比7.2%(予想7.2% 前回8.5%)
米S&Pケースシラー住宅価格(20都市)=前年比4.5%(予想4.4% 前回4.9%)
米CB消費者信頼感指数=92.6(予想93.0 前回91.0←88.7)
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