2014年11月22日土曜日

2014年11月22日(土曜) 昨日21日、海外為替市場の動き

2014年11月22日(土曜) 昨日21日、海外為替市場の動き

●ゴールドマン・サックスは、「ドル円の2015年末予測を120→130円に引き上げ」、「EURUSD1.15へ」、共にドル高を予測。

●オズボーン英財務相いわく、「世界経済は、ユーロ圏の景気停滞+日本のリセッション入り+地政学的リスクに、確実に懸念が強る」と警戒。

●ドラギECB総裁いわく、「今後数カ月以内にユーロ圏経済が改善する兆しはない」と、ユーロ圏経済の厳しい状況について警告。

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米株は上昇、米金利は低下、原油+金価格は上昇、ドルインデックスは上昇、VIX指数は下落。

1.昨日は、ご存じの通り、ドラギECB総裁が「インフレ押し上げに強い決意」を表明、「量的緩和を示唆」する発言に、ユーロ売りから相場変動が始まり、ユーロは全ての通貨で全面安。

2.直後に中国は利下げを発表。強く恩恵を受ける豪ドルが上昇し、需要拡大の発想に原油価格が上昇し、原油高=カナダドル高へ。 豪ドル+カナダドルは全ての通貨で全面高。

3.米国市場に入り、カナダCPIは予想外に強く、カナダドルはさらに上昇し、全面高へ。EURUSDの下落は止まらず。ただし、それ以外の通貨は至極冷静で、米国市場では加速せず。

4.結局、今まで相場の主役となっていた円は、脇役へ落としこまれ、円安センチメント変わらず=ポジションは円ショートで、対ユーロで上昇+対豪ドル+カナダドルで下落、ドル円は117.40~118.10円のレンジで上下するも方向感定まらず。

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