2014年10月3日金曜日

2014年10月3日(金曜日) 欧州市場の動き


2014年10月3日(金曜日) 欧州市場の動き

もう少しで米雇用計が発表される。失業率6.1%の予想で大きなブレは考えにくいが、非農業部門の雇用者数の数字で相場が大きく動くことは避けられない。

今回、米失業率の予想は6.1%と前回と変わらず、非農業部門雇用者数の予想は21.5万人で、予想外に弱かった前回14.2万人から大幅な増加が予想されている。

過去のデータからは、発表直後15分間の変動では、高値と安値を比較すると、40~50pips近く変動しており、今回も予想数字の21.5万人からの増減で相場が動きそうである。

もちろん、為替市場が大きく影響を受けるのは、米株と米金利で、時間的に先物相場の動きを注視する必要がある。

週末の為替市場は、重要な米雇用統計を控えて動きにくい展開となっていたが、USDJPYは重要なポイント107.82円近辺や、21日指数移動平均線の107.92円を割り込むことはできず、先日の高値110円から2円近くとなる108円近辺まで下落してようやく下げ止まった。

そして、調整一巡後の買い戻しや、黒田日銀総裁の円安を容易する議会での証言を材料として、109円直前まで値を戻した。200時間単純移動平均線の109.16円が上値のめどとなり、この水準を完全に抜け切れるまでは、108.60~00円のレンジ相場に入りやすい。

それと、ポンドだが、来年実施予定の英総選挙の世論調査で。保守党33%VS労働党38%との結果にポンド売りが強まり、GBPUSDは1.6100を割り込み続落。

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