****** ポイント ******
アジア市場は、日経平均株価も小幅上昇にとどまり、ドル円や主要国通貨は狭いレンジで推移したが、AUDUSDとNZDUSDは昨日来の上昇の流れは止まらず、資源国通貨は順調に推移→ AUDUSDが0.92台を達成できるかが今後の注目点。
ユーロ圏通貨当局のユーロ高けん制発言と追加緩和期待に、EURUSDの上値は重いが、四半期末・月末の特殊要因はによるユーロ買いもあり、なんとか1.38台を維持→ 1.3750~1.390のレンジの下限を試す動きが続き、死守することができるか? 今後のEURUSD相場にとって重要。
スティーブンス豪中銀総裁の「インフレ見通しは中期的な目標と合致」との発言に、豪ドル安誘導の可能性が低いとの判断に豪ドル買いが続き、質疑応答で「交易条件の悪化を考えれば、豪ドルは下落する」との発言にやや上げ渋る。
****** 今までの発言・その他 ******
◎スティーブンス豪中銀総裁=現行の金融政策を維持する期間がさらに続く可能性がある。為替相場の動きが先行き不透明感を招く大きな原因。深刻なインフレ上昇のリスクはみられない。インフレ見通しは中期的な目標と合致→ AUDUD買いが強まる
◎スティーブンス豪中銀総裁=質疑応答で、「交易条件の悪化を考えれば、豪ドルは下落する」→ AUDUSDの上昇は止まらず。
◎豪中銀の金融安定性報告=低金利環境は住宅市場での投機活動を促す可能性がある。各行がリスク志向を過度に高めたり、融資基準を緩めたりしないことが金融の安定性にとって重要。
◎ブラード・セントルイス連銀総裁=米失業率は今年末に6.0%を下回る。緩和縮小ペース変更は経済激変の場合に限定。米経済は1~2月は弱いが、非常に良い年になる見込み。政策金利は2016年に正常な水準に。
◎プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(25日)=投資家の利上げ期待で、FOMCお経済予測を誤って解釈しており、予測は政策委員個人の見方を反映している。FOMCの長期GDP予測の下方修正は、米経済の構造変化を反映。利上げの決定条件を明確に伝達すべき。
****** 今までのイベントと経済指標の結果 ******
16:00 GER 4月 GfK消費者信頼感調査=85(予想8.5 前回8.5)→ 予想通りで動けず
****** 今後のイベントと経済指標の予定 ******
21:00 CHF スイス中銀 4半期報告書
21:30 USD 2月 耐久財受注=前月比予想0.7% 前回-1.0%、除く輸送機器前月比=予想0..3% 前回1.1%、除く非国防・航空機器前月比予想0.5% 前回1.7%
OTH オバマ米大統領、ファンロンパイEU大統領、バローゾ欧州委員会委員長と会談
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