2014年2月7日金曜日

2月7日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2月7日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

*** ポイント ***

中国は春節も終わり、今日の米雇用統計待ちなのか、値が加速する動きは見られず。

長期休み明けの中国株の動きが注目したが予想よりも落ち着いた動きとなり、昨日米国株が上昇した影響に、日本株は2.17%上昇、アジア株や中国株も上昇し、欧州株も大幅上昇となっている。

朝方に注目の豪中銀の四半期金融政策報告が発表したが、豪ドル安が主因となり、GDPとインフレ予想を引き上げ、より中立的な政策スタンスへの変更を確認。これで、AUD急落の懸念は薄らぎ、買い戻すことができるのか? その動きを注目したいが、新興国市場の動きしだいになっている。

この発表後にAUDUSDは上の高値0.8970台まで上昇したが、0.90の大台を目の前に下げ止まり、次に、 HSBCサービス業PMIは、50.7(予想 前回50.9)と前回を下回り、2011年8月以来の低水準にAUD売りが逆に強まり、直後0.8920台と今日、今までの安値となり、この両材料に今までの高安値を付けた。

円相場は、株高=円安の方程式に、102.20円台まで上昇したが、テクニカルポイントを超えることはできず、102.00円割れの滞空時間は短く、101.95~102.20円の狭いレンジで取引が続いている。

ユーロ相場は、昨日のドラギECB総裁の記者会見で早急な政策変更の可能性が弱まり、ユーロ買いが続いているが、1.3600を維持することはできず、3月6日の次回ECB理事会まで時間的な余裕があるが、「スタッフ予想ECBの分析が著しい変化をもたらす」との総裁発言通り、何らかの変化が実現する可能性がある。

ポンド相場は、BOEのMPCではフォワードガイダンスの変更もなく、BOE 2月12日四半期インフレ報告で、フォワードガイダンスの変更を示す可能性があり、同日のカーニーBOE総裁の講演も重要。となると、テクニカルにも基本はブル相場が続き、押し目買いスタンスに変わりない。それと、2月19日のMPC議事録が、ポンド相場の流れを決める重要なポイントとなる可能性が高くなっている。

0 件のコメント:

コメントを投稿