2013年12月22日日曜日

今週の相場見通し

今週の相場見通し


今年最後のビックイベントのFOMCも終わり、今週はすっかりクリスマスムードの週。
本格的な動きは、早ければ今週26日(木曜)か27日(金曜)からでは?

市場では予想されていたとは言え、年末ぎりぎりのFOMCで量的緩和の縮小を決定するとは思ってもおらず、サプライズ。ただ、金融市場の反応は一部の新興国を除き、落ち着いており、クリスマスの主要国市場が休場で相場変動のイベントも極端に少ない中で、大暴れする連中もいないだろう。

もちろん、新興国の株や為替がより大きく下落することにでもなれば、黙っていることはできず、リスク資産の売りが強まり、逆に安全資産が選好されることになるが、その可能性は極めて少ないと思われる。

今週の経済指標の発表は、発表を待ちかまえている市場参加者も、まずいないだろうと思っている。また、この時期では主要な経済指標の発表や、要人の発言や後援会も極めて少ない。

市場が極端に薄くなり、このような状況下では、方向性が定まらない中でも、上限に振れることは多々あり、ストップロスを狙う動きを示す事が多く、クリスマス明けに自分のポジションを見たら、ストップがついてしまったと言う人も多いのでは?

USDJPYは、ストップロス狙いの週と考えれば、105.00~20円を超えるか、103.20円を割り込むかと思うが、そのどちらも可能性は低く、トレンドを考えれば105円トライの可能性が高い。

EURUSDは、1.37台を割り込んだことで、ストップ狙いだけを考えれば、1.3600を割り込んだ方が面白い。ただ、投機的なポジションだけで相場が動きているわけでは無く、この時期を考えれば、押し目買いの実需筋オーダーが待ちかまえていることが気になる。結果、極短期間でストップを試し下落、そして、値を戻す動きが考えやすい。

AUDUSDは、0.88台で本当にボトムアウト? と、本当はまだボトムアウトしていないのでは? と、疑いたくなるような値動き。中長期のセンチメントはAUD買いと信じているが、続落傾向が止まず、期待を裏切られているAUDUSDだが、0.88~0.90のレンジ入りと信じたい。

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