11月5日(火曜)アジア・欧州市場は、豪中銀声明と英経済指標で変動。
アジア市場では、豪中銀の声明で豪ドル高をけん制し、欧州市場では、強い建設業PMIに続きサービス業PMIも強く、GBPUSDの買い主導にドル全面安へ。ただし、7日のECB理事会を意識し、EURUSDの上値は限定的。
AUDUSDは、豪中銀は大方の予想通り政策金利2.5%の据え置きを決定。声明では「バランスがとれた経済成長を達成するには、豪ドル安が必要になる」と指摘したことで、1.0920→一時0.9460台まで下落したが、GBPUSDの買いを契機にドル売りへと変化し0.9530台まで上昇した。
GBPUSDは、英サービス業PMIが予想と前回を上回り、前日の強い英建設業PMIに続いても強い数字に、GBPUSDは1.5970から1.6000を超え一時1.6060台まで上昇、その影響に他通貨でもドル売りの流れへと変化した。
USDJPYは、98円台の相場で変わらず。99円トライの失敗とクロスの円買い戻しに98.30割れまで下落、一時98.50台まで値を戻したが、GBPUSDの買いを契機にドル売りへと変化し、98.10台まで下落、上値の重い展開が続く。
EURUSDは、7日のECB理事会で追加緩和策の思惑が広まり、投機的なEURロングポジションの調整と投機筋のEUR売りに一時1.3480割れまで値を下げたが、GBPUSDの買いを契機にドル売りへと変化し1.3510まで値を戻したが、欧州委員会の秋季経済見通しで、2014年の成長が下方修正され、低インフレが続くとの見通しに、引き続き上値の重い展開が続く。
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