10月30日(水曜) 今日も為替相場見通し 午後5時現在
今日は、世界中が注目しているFOMCの結果が発表される。FFレート0.25%、住宅ローン担保証券(MBS)買い入れ月間400億ドル、米国債買い入れ450億ドルの据え置きが予想されている。
市場は据え置きを予想し、米財政協議のごたごたを経て、米政府機関の一部閉鎖いよる米経済の伸び悩みと、FRBの量的緩和の縮小の来年春への先延ばしを、予想したポジションに既に移行している。
そうなると、今日の金融政策の据え置きはそれほど重要なテーマとはなりえず、市場の目はバーナンキFRB議長の記者会見で、「量的緩和の縮小時期のヒント」期待している。しかし、過去においては、明確な方向性を示す事は稀で、「今後の雇用・成長・インフレ等の米経済指標次第」と、お茶を濁すことが十分考えられる。
そうなると、またしても、単発的に発表される米経済指標ごとに為替相場は変動し、短期的なポジションメークに特化し、長期的なポジションは持ちにくくなる。ならば、発表される10月ADP全米雇用報告が、為替相場い取ってより重要に思えてならない。
不透明感の強い為替相場は、FRBの量的緩和の縮小見通しが強まるまでは、決定的なドル高も考えにくく、さらに、米財政協議が再び混迷する恐れが近い将来にある現実を考えれば、極短期のEURUSD1.38台の重さは別として、緩やかはドル安・ユーロ高の方向性は変わりようがない。
今日、明日の月末要因による相場変動も、フィキシング近辺で発生することも十分ありえることであり、冬時間に移行したロンドン市場は、日本時間の午前1時ごろが注目される
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