2013年10月29日火曜日

10月29日(火曜)欧州市場の動き(午後9時40分現在)

10月29日(火曜)欧州市場の動き(午後9時40分現在)

最近の狭い値動きに目が慣れたからなのか、実際よりも大きな変動に見えてくるのは不思議。明日のFOMCまえに方向性が出るとは考えにくいが、月末の実需筋の動き

またしても、通貨間で動きは異なる。AUDはスティーブンス豪中銀総裁効果で弱く、NZDは連れ安。CADはドル売り傾向が続くも、カナダの経済指標が弱く失速。EURとGBPはドル買い戻しに緩やかに続落。USDJPYは97.50割れ失敗と、欧州株・米株先物が強く97.80と98.0のストップ狙いに円安が続いた。


経済指標の結果
⇒ 日本の9月失業率は4.0%(前回4.1%)に低下→ 特に円相場は動かず。
⇒ 英国の9月BOE住宅ローン承認件数6.67万件(前回6.34万件)に上昇、2008年2月以来の高水準→ 特にポンドは動かず。
⇒ 米国の9月小売売上高=前月比-0.1%(予想0.1% 前回0.2%)、除自動車前月比0.4%(予想0.4% 前回0.1%)→ 小売は予想外のマイナスへ
⇒ カナダの9月鉱工業製品価格指数=前月比-0.3%(予想-0.1% 前回0.3%←0.2%)、原材料価格指数=前月比-1.5%(予想-0.5% 前回0.9%)→ 共に予想を下回り一時ドル買いが強まる
⇒ 米国の9月卸売物価指数=前月比-0.1%(予想0.2% 前回0.3%)、前年比0.3%(予想0.6% 前回1.4%)、コア前月比0.1%(予想0.1% 前回0.0%)、コア前年比1.2%(予想1.2% 前回1.1%)


USDJPY
欧州市場に入り、97.50円割れトライに失敗、海外勢は円ロング支持者は少なく、本邦勢は総じて買いで下げられず。欧州株と米株先物高にもかかわらず、気がついたら円クロスで売りに火が付き、USDJPYは97.80円超えのストップを付けて一路98円目指して上昇するも一旦は失敗。

EURUSD
欧州市場は1.3800付けられず、1.3770割れから若干ストップの売りを誘発し1.3750台へ。1.3750以下の買いに下げ止まりながらも、1.3770の上値は重くなり、1.3750~70の狭いレンジへ。引き続きドルベア派が多い。

AUDUSD
欧州市場は、アジア市場から続いたスティーブンス豪中銀総裁効果が続き、0.9520の上値を重くし、0.9500~20は9月中旬の高値でレジスタンス・ポイントとなった水準を割り込みながらも、欧州株と米株先物は強く、緩やかなAUD売りを継続。

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