10月21日(月曜)アジア市場を振り返り、欧州・米国市場を考える (午後7時15分現在)
*** ポイント ***
明日の米雇用統計を考えれば、トレンドに全く関係ないスーパー短期取引以外は、積極的にオーバーナイト・ポジションを取ることは難しく、消極的な取引をせざるを得ずない。
先週末までの値動きを見ていると、ややドルショートに偏っているため、ポジション調整ではドルの買い戻しとなるが、それも、限定的。
アジア・欧州市場の序盤では、
◎クロス円の売り変わらず。 USDJPYは手出しせず。
ドル安センチメントは強いものの、アジア市場では、日本の貿易赤字が原油輸入の増加がいつもながら響き、15か月連続の赤字で、今年度上半期の貿易赤字額は半期ベースで過去最大となり、円売りの流れが強まったが、98.10円超の売りになんとか上値は抑えられている。
◎AUD買い変わらず、ただ押し目買い待ちで、ターゲット0.9755、下値最大リスク0.9470。
久々の中国国務院の声明では、経済改革の取り組みを一層強化するように呼びかけたことで、中国株は上昇、豪株が最高値を更新し、AUD買いも継続中だが0.9680を超えられず。
要因としては、先週末の18日には、スティーブンス豪中銀総裁が、国内経済の成長バランスを是正するにはAUDの下落が必要と発言、23日の豪CPIの上昇予想は、ガソリン価格の高騰や、公共料金および固定資産税率の年次変更など季節要因との判断に、利下げ不安が払しょくできないことにある。
◎GBPUSD買い変わらずだが、短期的にやや弱気で、1.0600~50までの下げを覚悟できる水準まで待ちロングへ、下げがなければ見送り。
ブロードメントBOE政策委員が前日、住宅ローンに政府保証を付与する追加の購入支援策を開始し、ローンの借り手が返済不可能になるとの批判位対して、将来のある時点で金利は上がるが、出発点は相当な低水準であることを思い出す必要がある。 借り手が返済困難になる前に、金利はかなりの幅で上昇可能と、将来の利上げに含みを残す発言をしていたが、GBPUSDの相場には全く反応を示さず。
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