2013年10月14日月曜日

10月14日(月曜) 本日の為替相場見通し(16時30分現在)

10月14日(月曜) 本日の為替相場見通し(16時30分現在)

週明けの14日(月曜日)は、日本・米国・カナダ・香港が休場で取引は閑散にならざるを得ないが、週末に期待された米財政協議の合意もなく、米株先は弱くドル小幅安の流れから取引が始まった。(除くAUD)

民主党のリード上院院内総務と、共和党のマコネル上院院内総務が会談し、楽観劇な見通しが強まっているが、市場参加者の深層には「デフォルトは米経済にとって影響は大きく、事前回避は間違いない」との思いが強く影響している。

今日のポイントは、米財政協議の合意の有無が最も重要であることは間違いない。それと、重要なのは米株で、休日ながら市場がオープンしている、米株式市場の動きは=ほぼパラレルにドル円相場へと影響し、その多くは円クロスにも影響を耐える。もちろん、米株高=円安、米株高=円高の方程式。

ただ、ドル円ストレートは別として、昨年末の財政の崖のトラブルといい、今回もまたしても、茶番劇とは言え、米国に信認が弱まるのではとの危惧が感じられてならず、米財政協議が仮に合意してもドル買いが長く続くと思えなくなっている。結果、注目点は円クロスでの円売り。

欧州では、今日からら始まり、今日明日のユーロ圏財務相会合が注目される。特に急変するような材料は見当たらないが、米国のデフォルト懸念をけん制する発言は当然考えられ、大穴はEUR高けん制発言だが、1.37を超えるまでは心配ないと思われる。

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10月14日(月曜)アジア市場の動き(16時15分現在)


USDJPY
週末の米財政協議の合意期待はなく、失望感によるドル売りの流れとAUDJPYの売りに、前週NY市場終値98.57から円高でギャップを空けて取引が始まった。開始直後は98.00円以下のストップを試しながらも、98.12を安値に、週末に流れた「米国債など保有債券の貸付を証券会社へも拡大と、外貨準備の一部を民会会社へ委託」との報道に円安期待は見られたが、米株先物は弱く、先週末のポジション調整による円買いに、98.30円超えの上値は重くなっているのが気がかり。

EURUSD
週末の米財政協議の合意期待はなく、失望感によるドル売りの流れに、前週NY市場終値1.3542からEUR高でギャップを空けて取引が始まった。米議会の財政合意期待はが続いたが、EURAUDが先週高値を超えて取引が始まり、クロスのユーロ買いに底堅く、日米市場が休場で取引は閑散で、1.3550~65の狭いレンジで取引が続いた。

AUDUSD
日曜日発表の中国貿易収支が予想外に弱く、早朝からAUD安でギャップを空けて取引で始まったが、0.9420台の買いは厚く下げ止まり、予想外に低下した豪住ローン許可件数にも売りは弱かった。主要国ではドルは軟調に推移し、中国の消費者物価指数が予想を上回ると買いが強まり、先週NY市場の終値0.9466を超えるも0.9500台を達成できず伸び悩む。

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