2013年9月25日水曜日

9月25日(水曜) 今日の為替相場見通し

9月25日(水曜) 今日の為替相場見通し

***ポイント*****

なぜか続く、リスク回避の動きの中、トレンド狙いより、短期取引へ。

円クロスの買い戻しは止まず。引き続き、短期的な円買い戻しのリスクは消えないが、どこまで続くことができるやら。日本の消費増税の見返りが混沌としているようでは、自信を持って円買いはできない。

USDJPYは、上値が切り下がり、下値が切り上がり、三角持ち合い形成。徐々に、いずれかへブレークする流れへ。それまでは、98.00~99.50のレンジで、中心は98.90円。現状はやや下値不安が勝るが、過去の教訓ではこのようなセンチメント時は、下値トライ失敗→上昇を繰り返している。

EURUSDは、相変わらず緩和政策を継続するとだけの発言。EURUSD上昇の出発点の1.3330~50を意識しながら、1.34の大台を維持できるかを注目したい。21DaysEMA=1.3375を割り込むと続落の可能性大。

AUDUSDは、豪政府・中銀の豪ドル高けん制への警戒感+金利低下に弱気継続。特に弱い経済指標もなく、徐々に上値が重くなり、AUDクロスもかつての買いの力は見られず、買いにくい通貨の一つになっている。

期待のNZDとGBPは調整の売りプレッシャーが続くが、いずれは買い戻しを期待。

GBPUSDは、買い出発点の1.5890近辺と21DaysEMA=1.5831を意識。この推移順を割り込むまでは、苦しいが買い継続へ。むしろ、GBPクロスの買いを狙うべきか? EURGBPは0.8510をDailyベースで超えるまでは売り継続へ。

NZDUSDは、買い出発点の0.8140近辺と、21DaysEMA=0.8144、200DaysSMA=0.8179と重要なポイントが重なっている。この水準を意識しながら割り込んだら撤退の買いを考えたい。

XXXX


今後直面するテーマと材料

※ ドイツ連立政権の行方
※ 米景気の伸び率弱まる
※ ECBの新たなLTROの可能性
※ QE3の縮小の次期が不透明、もしかしたら来年に連れ込む可能性も
※ 次期FRB議長にイエレンFRB副議長が有力
※ へシリアが国連決議を順守するか?
※ 日本、消費増税が確実視され、法人税率引き下げなど追加景気対策が未定
※ エジプト情勢の行方
※ イタリア政局の混迷が和らぐ
※ 米連邦債務引き上げ問題(10月1日からの新年度の予算案が成立しておらず、月内に議会が法案を可決しない限り、政府機関の窓口が閉鎖される恐れ、10月半ばにデフォルトの恐れ)
※ 法裁判所判断の欧州安定メカニズム(ESM)と新財政協定の合憲性判断を発表(ドイツ総選挙も終わり近く判断すると思われる)
※ ギリシャ第3次支援の有無

0 件のコメント:

コメントを投稿