2013年8月5日月曜日

週明けは、NZD売りから始まり、AUDは売り先行から買い戻しへ、EURは強い経済指標にも、ドイツはやや弱気で買いも続かず、強気なのはGBPだけ、EURGBPは続落。


(8月5日 午後9時現在)
週明けは、NZの乳業最大手フォンテラの一部乳製品からボツリヌス細菌が検出され、粉ミルクを回収したことで、NZDは急落して始まる。

◎日本発の材料は乏しく、USDJPYはテクニカルでも上値は重く、日経平均株価は、売買代金が今年最低の中で大幅安となった=14258.04円(-208.12-1.44%)。

◎中国国家統計局のサービス業PMIは、54.1で前回53.9を上回り、3月以来初めて前月比で上昇し、HSBCのサービス業PMIも、51.3で前月と変わらずで低下傾向になんとか歯止めがかかっている。

◎豪州発の材料では、中国の成長鈍化の歯止め期待の材料は、AUDの買いとなり、TD-MIインフレ指数は、前月比0.5%・前年比2.7%で共に6月より上昇、前年比では2011年9月以来の高水準となった。

豪中銀目標範囲2.0~3.0%に収まりとはいうものの、6日の豪中銀理事会では政策金利の引き下げが予想されているだけに、やや強気の材料となっている。

しかし、豪小売売上高は、前月比0.0%で予想・前月を下回り、一時AUD売りが強まるが、明日の豪中銀理事会を前に、積極的なAUD売りは続かず。

◎欧州では、ユーロ圏のセンティックス投資家センチメント指数が、マイナス幅を縮小させ、小売売上高は前月の反動によるマイナス幅が予想より少なく、総合PMI・改定値は、速報値から上方修正された。

多くの材料はユーロ買いながら、欧州経済のけん引役のドイツのPMIは速報値から下方修正され、ドイツ経済の伸びの鈍化が気になり、独株も弱く、ユーロ買いも続かず。

◎強気なのは、GBP。英サービス業PMIは60.2で、予想・前回を上回り、2006年12月以来の高水準で、GBP買いの流れが続く。

0 件のコメント:

コメントを投稿