2013年8月17日土曜日

一日を終えても、金曜日の為替市場は、夏枯れ相場が止まず。

一日を終えても、金曜日の為替市場は、夏枯れ相場が止まず。

主体性のない値動きの中で、毎度のことながら、FRBの量的緩和の終了の有無と時期の定義が定まらず、的も絞れず。夏休みの暑いこの時期、欧米の、特に米国の経済指標に一喜一憂し、目先のテクニカル的な値動きに、追従するだけ。

ただ、今後の米GDP予測も下方修正が相次ぎ、前日はPIMCOのビル・グロース氏は「FRBは歴史的な低金利政策 を予想より長期にわたり維持」と、当面は現状を維持する可能性を示唆。

9月のFOMCで資産買入枠の縮小へとの思惑と、相反する動きが直近では見られる。リスクヘッジとしては、「消極的なドル買い」または、「ドルを挟まない、クロス取引」。たとえば、EURGBP、EURAUD、NZDAUDで、優先順位を予想すれば、NZD→GBP→EUR→AUDの順。

昨日の動きは、
EURUSDは、最近の経済指標も強く、今日のユーロ圏貿易収支と経常収支の黒字額が拡大、米ミシガン大学消費者信頼感指数が弱く、結果、1.3400の大台を目指したが、失敗し、来週に課題を残して終了した。

USDJPYは、実需筋の買いが強く、弱い日本株に円売りが続き、仲値過ぎから円売りが優勢で、一時97.70円台まで上昇したが、日本株はマイナス幅を縮小し円買い戻しへと動き、結局は97.20~80円のレンジ相場が続いたが、円安期待と円高不安の両面が見え隠れし、「円安ながら、一時的な円高不安」をぬぐい切れず。ならば、トレンドの確りとしている、「GBP」+「AUD」で勝負!? と考えているのでは?

AUDUSDは、一日を通じて買いが続き、NZウェリントンでの地震に一時NZDUSDが下落しても、AUDUSDは底値を切り上げ、欧州+米国市場に入っても買いは止まず、米株がマイナス圏からプラス圏へと回復。クロスを含め底堅く推移し、一時0.9200の大台乗せたが、週末で追加の買いが見られず、来週に上値期待を残して終了した。

日経平均株価は下落、13,650.11(-102.83 -0.75%)、上海総合株価指数は大幅上昇を値を下げ、大きな変動幅の一日で、終値ベースでは小幅下落、2,068.45(-13.43-0.65%)、豪株は下落(豪S&P/ASX200)、5113.86 (-38.51-0.75%)欧州株は上昇(EURO STOXX 50)、2854.27(+18.41+0.65%)、ダウ平均株価は15081.47(-30.72-0.20%)と小幅安で終了。

原油価格は小幅上昇107.47(+0.23+0.21%)、金価格は上昇1376.70(+10.30+0.75%)、ドルインデックスは小幅上昇81.292(+0.111+0.14%)。

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