8月20日(火曜) 為替相場を考える
今後のポイントをまとめてみたい。
FOMC議事録(8月21日)、
ジャクソンホール経済シンポジュウム(8月22~24日)、
米第2四半期GDP(8月29日)、
米8月の雇用統計(9月6日)、
米8月の消費者物価(9月17日)、
法裁判所判断の欧州安定メカニズム(ESM)と新財政協定の合憲性判断を発表(9月12日)
FOMC(9月18日)、
ドイツ連邦議会選挙(9月予定)、
ギリシャ第3次支援の有無、
緊迫しているエジプト情勢、
相変わらず、相場変動要因と材料は多く横たわっている。本筋は今後の米経済指標とゴールは9月18日のFOMCであることに変わりないが、最近の予想では米第3四半の経済成長が伸び悩むとされているのが気になる。
先にブルームバーグ・エコノミスト調査では、65%が9月のFOMCで資産買い入れの縮小が決定されると予想している。また、PIMCOのビル・グロース氏は、先週、レバレッジ(借り入れ)に依存する国際金融市場の混乱を回避するため、「FRBは歴史的な低金利政策 を予想より長期にわたり維持」、「FRBの主要な金融緩和手段が資産購入から政策金利見通しを示すフォワードガイダンスに移行」と発言している。
相変わらず、いつものことながら、意見の相違があり、これが今までの為替市場を動かし、今後の相場変動の基にになっている。
以下は注目点。
USDJPYは、前週から底値を96円、97円と切り上げながらも、高値は98円台と上値も抜け出せず。今週は国内参加者は盆休みから復活し勢ぞろいで、このレンジを抜け出し新たな方向性が見られるか?
EURUSDは、1.32~1.33のレンジの上限を抜け出しながら、1.34を超えられず、結局は7月25日以降は大枠1.32~1.34のレンジ相場が続く。このすレンジを抜け出せるか?
AUDUSDは、0.9200の大台を8月9日から継続したが、いまだに上値を抜け出せず、反面、0.9100以下の買いは強く、大枠0.9100~0.9200のコアレンジで推移。目先は弱いが引き続き上昇を維持。
EURJPYは、130円中心の相場が8月14日から続き、131円トライしながらも新たな方向性示せず。終値でクリアに131円台を超えることができるか?
GBPJPYは、8月12日から上昇を続け153円台まで一時上昇。7月24日の高値154.046円を超えることができれば、続伸の可能性が高まる。
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