2013年8月13日火曜日

夏枯れ相場が続く中で、「安倍首相は法人税減税の検討を開始を示唆」との新聞報道から始まる、株高=円安の動きは止まらず。

日経平均株価はなんと、13,867.00円(+347.57+2.57%)も上昇、中国株も強く、上海総合は2106.16(+4.87+0.23%)、欧州の株価も総じて上昇。

こうなってしまったら、円売りの常勝バターンで、円はクロスでも全面安。しかし、終値ベースで、98.15~20円を超えることができるか? そして、99.30~40を超えると流れが変わるのだが? そこまで自信を持てるのか、これが、問題!

法人税減税もさることながら、日本の6月機械受注は強く、リーマンショック前の水準に近いとの報道が目立ち、株高+円安のサポート要因となった。

豪ドルは、特に大きな動きはないが、朝方発表された、豪月のNAB企業信頼感指数が弱く、8カ月ぶりの低水準で11月の追加利下げ観測が根強く、上昇力も乏しくなっている。もっとも、これは既に織り込み済みで、債券市場からの資金が引き続き、商品市場に流れ続けるかが、問題。

NZドルも、豪ドルと同じく、大きな相場変動は見られないが、NZ中銀は住宅価格の上昇を抑制するために、利上げではない、「住宅ローン貸し出しの規制を導入」、銀行ローンの資産価格比率(LVR)の高い貸し出しの規模を制限するという。抑制効果の程が、今後のNZD相場にも影響すると思われる。

英ポンドは、相変わらず旺盛な住宅需要と、予想通りの英CPI+PPI。RICS住宅価格は予想・前回を上回り7年来の高水準、DCLG住宅価格は、予想を下回るが前月から上昇。CPI+PPIの発表直後はポンド売り、そして、買い戻し、EURUSDの買いにGBPUSDも再上昇したが、結局は上げきれず、値を戻して方向感定まらず。

ユーロは、強い経済指標にも、買いトライは失敗し方向性定まらず。ユーロ圏鉱工業生産は、ドイツが前月比2.5%に拡大、前月より大幅改善され、2011年11月来の伸び率で、予想とほぼ変わらず、ユーロ圏のリセッションから抜け出す可能性が高まる。そして、独8月のZEW景気期待指数は、予想・前回を大幅に上回りEUR買いが強まるが、長続きできず。(8月13日 午後8時30分現在)

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