2013年7月29日月曜日

USDJPY Dailyチャートと今週のドル円の予想

今週は、31日のFOMCと、8月2日の米雇用統計の、2大イベントを控え、結果が判明するまでは、極端な方向性が出るとは思えない。FOMCでは、フォーワードガイダンスを変える可能性も指摘されいが、今後の米経済指標が改善傾向を示すまでは、資産買い入れの縮小時期が明確でないことに変わりない。

中国や新興国の金融市場も、一時的なのかは別として、中国政府の積極的な支援策により、なんとか、安定を保っている。日本の消費税引き上げへの議論も、確定には言ってないが、税引き上げは避けられないとの見方が支流で、「止めた」と言わない限り、方法の変更が多少あっても、円安傾向に変わりない。


さて、USDJPYのDailyチャートでは、引き続き下降トレンドを超えることができず、スロー・ストキャスティクスは売りを継続したままで、21日指数移動平均線を割り込み、これを上限として売りの流れが続きいている。

今週は、円高(USDJPYの下落)がどこまで進むのか、ボトムを確認する動きと、底値確認後の円安(USDJPYの上昇)へと変化する週と考えたい。

下限は、0.382%の(93.79-103.733)+101.53から、97.732円、93.79→101.530の50.0%の、97.66となる「97.65~75」。それと、0.50%の(93.79-103.733)+101.53から、96.559、93.79→101.530の50.0%の、96.747となる「96.55~75」。

200日単純移動平均線は92.48に位置し、この水準は大底で、これを割り込むと、円安シナリオを変えなければ、ならなくなるが、そこまで心配することはない。

上限は、21日指数移動平均線の99.27を終値ベースで超えてくると、買いへ変化し、トレンドラインの上限となる100.24がターゲットとなり、さらに、この水準を超えてくると103.733が目標となる。



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