今日は、今週に控えている、米雇用統計、ECB理事会(&ドラギECB総裁記者会見)、BOE金融政策委員会と重要なイベントが多く、さらに、期末明け、米独立記念日を控えて、相場の方向性を出すにはあまりにも条件が悪い。
特に、今週の金曜日の米雇用統計で、今後FRBが資産買い入れの縮小を開始する時期を占うことができそうで、その結果待ちで、その結果によっては、新興市場国からの更なる資金引き上げの可能性も無きにしも非ず。
それと、最近は中国のシャドー・バンキングが、世界中から注目を浴び、ジョージ・ソロス氏いわく「この問題は、米サブプライムローン問題に似ている」とのこと。
このようなときに、意図的にFRBの資産買い入れ、または、このような状態を予防する動きとなる可能性も否定できず、結局は積極的に動きにくく、ややポジション調整から入りやすくなっている。
USDJPYのDailyチャートは、先週に98.76を上抜けたことで、99.94次のターゲットに入り、21日指数移動平均線の98.07、または、97.59を底値にした、97.60~99.40のレンジが予想される。ただ、スロー・ストキャスティクスがハイバンドまで上昇、売りサインが出る可能性があり、そうなるとレンジの下限に戻る可能性も出てくる。
USDJPYの1時間チャートは、6月26日の23時から始まった上昇傾向が続き、クリアな上昇トレンドを形成し、21時間指数移動平均線を下限とした流れに入っている。朝方に99.54を達成し、今後この水準を99.80近くまでの続伸となるが、。逆に、朝に高値99.54を超えられず、21時間指数移動平均線を割り込むと、98.64円までの下げとなる可能性が高くなる。
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