2013年7月3日水曜日

昨日も色々な出来事があった。

昨日も色々な出来事があった。


◎驚き。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、2012年の運用で11.22兆円の黒字! 全体の運用利回りは+10.23%と、涙が出るほどの高利回り。

もっとも、その多くが株式投資などの保守的は運用。日本株の上昇=高利回りで、株価が低迷すれば、当然、悪化することになる。株高=円安の両輪の上に立った日本の景気回復がどこまでつづくのか? まだまだ天井観がみられない。テクニカルでは105円、108円。そして、続落へ。 


◎ECBの年次報告書では、2012年、世界の外貨準備のユーロ比率は23.9%(前年比-1.2%)に低下、債務危機の影響で3年連続の低下で、2000年水準に戻る。債券市場に占める、ユーロ建比率は25.5%(前年比-0.7%)に低下とのこと。

短期は全く話は別だが、外貨準備の増減=為替相場の長期変動にリンクしていると思っているので、過去の結果の検証するには、良い手本。

問題は、今後どうなるかで? 今だ「ユーロの投資比率を引き上げる」との話は聞こえてこない。EURUSDは再び1.3000の大台を割り込みながらも、域内からの需要は強く急落はない。テクニカルではWeeklyでは上値切り下がり。下値切り上がり1.2800~1.3400のレンジ内へ。


◎FRBの債券買入枠の縮小時期は? ダドリーNY連銀総裁は、相変わらずはっきりとは言わない。「FOMCは資産買い入れペースを加速する可能性もあるし、鈍化させる可能性もある」と言う。「ほとんどのFOMCメンバーは2015年まで短期金利の引き上げを予想していない」、「資産買い入れペースの縮小は、今後数カ月で入手する経済指標次第」とのことで、これが本音では?

今週末の米雇用統計はもちろん非常に重要ではあるが、それまでの、日々の経済指標に相場が変動することは、避けられず、瞬間芸に終わる可能性があり、動いた方向の理由付けに利用されるだけの可能性も。


◎豪中銀の政策理事会後の声明で、「需要の支援に必要な場合、インフレ見通しがさらなる緩和の余地を与える可能性があると判断」、「豪ドル相場は依然高水準にあるが、4月初め以降約10%下落した。今後さらに下落する可能性があり、経済成長のリバランスに寄与」→ この発言を受けてAUDUSDは終始軟調。

0.91台をこれで3日間連続で死守。ただ、0.900の大台を試してみたいとの欲求は変わらず。

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