2013年7月3日水曜日

アジア市場・欧州市場の序盤は波乱。ドル高+円高(含むクロス)、株価は総じて軟調。

アジア市場・欧州市場の序盤は波乱。ドル高+円高(含むクロス)、株価は総じて軟調。

USDJPYが一時100.85円まで上昇、100.50近くを底値にし、何度も上値と試したが、失敗。日本株も弱く、100.40~50を割り込むと、さらに下げ幅を拡大し100円の大台を割り込む。EURUSDを含め、主要通貨ではドル買いの流れは止まず。

日経平均株価の伸びは鈍く小幅な下落へと変化し、弱い中国経済指標に中国株が弱く、弱い豪経済指標とスティブンス豪中銀総裁の発言で、AUD売りが加速し、ついに0.9100を割り込み、0.900の大台が目の前。

◎中国の経済指標は弱い ◎国家統計局の非製造業PMIは、前回を下回り2012年9月以来の低水準→ 53.9(予想 前回54.3)。HSBCサービス業PMIは前回を若干上回るが、新規受注が低迷→51.3(予想 前回51.2)→ 中国株は下落へ転じるが、後半には下げ幅を縮小。

◎豪州の経済指標は弱い ◎HIA新築住宅販売件数は、前回を大幅に下回る→前月比1.6%(予想 前回3.9%)、小売売上高は、前回がマイナスに下方修正され、予想・前回を下回る→ 前月比0.1%(予想0.4% 4月-0.1%←0.2%)。

◎スティーブンス豪中銀総裁の発言に、AUD売り+豪株価下落 ◎7月2日の金利据え置きの政策決定会合は、非常に長い時間にわたり議論 ◎資源投資ブームからのシフトは大きな試練、豪中銀はこの変化に対応するために引き続き妥当な措置を取る ◎豪ドルは豪経済の多くの部門にとって高すぎる水準で、豪ドルの下落が経済を支援する可能性 ◎交易条件を考えると、豪ドルの強さに驚いたが、相場の変動により最終的に調整される。

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