2013年7月2日火曜日

豪中銀は政策金利2.75%で据え置き、政策理事会後の声明で

豪中銀は政策金利2.75%で据え置き、政策理事会後の声明で

「需要の支援に必要な場合、インフレ見通しがさらなる緩和の余地を与える可能性があると判断」⇒ 追加利下げの可能性を示唆。今後の追加利下げを予想するアナリストは多く、先物市場では10月までに0.25%引き下げ2.50%の利下げを織り込んでいる。
 
それと 「豪ドル相場は依然高水準にあるが、4月初め以降約10%下落した。今後さらに下落する可能性があり、経済成長のリバランスに寄与」
⇒ 豪ドル安容認? 誘導? まあ、パリティ(AUDUSD=1.0)を割り込んでいるので、表立った誘導はありえないと考えたい。

→ 結果、追加利下げの思惑に、AUDUSDは0.9200→0.9160割れまで下落

◎政策金利2.75%の据え置きを決 ◎今年の成長率が平均をやや下回っているが、来年上向くとみられる世界経済の見通しと一致 ◎コモディティ価格はさらに下落したが、全般に歴史的には依然として高水準 
◎インフレは過去数カ月、複数の国で鈍化 ◎金融の状況は非常に緩和的 ◎米国の金融政策見通しをめぐる市場の再評価を受け、国債利回りは例外的な低水準から顕著に上昇
◎成長がトレンドをやや下回っていることが確認、低水準の鉱業部門投資と一致して目先も続くと予想 ◎失業率は過去1年でやや上昇、労働コストの伸びは緩やか 
◎預金者はより高いリターンが期待できる資産の割合を増やすようポートフォリオを変更した ◎豪ドル相場は依然高水準にあるが、4月初め以降約10%下落した。今後さらに下落する可能性があり、経済成長のリバランスに寄与
◎現在の金融緩和の状況は、インフレ目標の達成と一致、今後の成長強化に寄与し、金融政策スタンスは当面適切 

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