2013年6月3日月曜日

6月3日(月曜) アジア・欧州市場の序盤の動き

6月3日(月曜) アジア・欧州市場の序盤は、弱い日本株+強弱混在の中国製造業・サービス業PMI+強いユーロ圏製造業PMI。ドル全面安、USDJPY=100円、EURUSD=1.3050をブレークできるか?

日経平均株価13261.82(-512.72-3.72%)と安値引けで大幅下落。アジア市場のUSDJPYは、100.30以下の買いに支えられ、100円台をなんとか維持。欧州市場に入り、日経先物が一時103070まで続落、ドル円も、100円ギリギリの100.02まで下落したが、なんとか100円を維持しているが、空前のともしび。米国市場の参入で株価の下落が続けば、まず、下値を試すリスクが強まる。

AUDUSDは、週末の中国製造業PMIが強かったことに反応したと言われるが、本日の 国家統計局サービス業PMI+HSBC製造業PMIが悪い結果に、強弱混在。さらに、TD-MIインフレ指数の前月比0.2%(4月0.3%)が弱く、バーナー教授が豪ドルは20~40%切り下げが必要とのコメントにも、AUD売りの反応は鈍く、0.9600近くを底値に買いが続いている。

EURUSDは、訪中しているドラギECB総裁が、「ユーロ圏経済は安定化の兆しも一部ある」発言、1.3000台を回復し底堅く推移。ユーロ圏(含む主要国)の製造業PMI・改定値は、前月・速報・予想を上回る結果で、特にユーロ圏は昨年2月以来の高水準。50を引き続き割り込んではいるが、景気回復の兆しが見られ、ユーロ圏株価は持ち直しEUR買いへ動く。今日は、1.2950~1.3050のレンジ上限を試し、米国市場ではさらに上値を試すことを予想しているが、長い目では、大枠1.2800~1.3200のレンジ。この水準を終値ベースでブレークした方向に相場が動く可能性が高まっている。

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