5月16日(木曜)のアジア・欧州序盤の動きは、JPY安+AUD安+NZD安の傾向は変わらず。あとは、米週間新規失業保険、住宅着工、フィラデルフィア連銀景況指数の発表と、米株+債券利回りが、リスク材料。
日本のGDP成長率の拡大+米資産買入枠の縮小討議が注目材料。
日本の第1四半期GDP速報値は予想より強く、前期比0.9%で前期も0.0%→0.3%に上昇修正し、アベノミクスによるマインドの改善に個人消費が好調で、輸出が増加に転じて全体を押し上げた。
ラッカー・リッチモンド連銀総裁は、「米住宅市場の改善に、FRBは不動産セクターを対象とした刺激策(MBS)を停止すべき、プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁は、「FRBは来月から資産買入枠の縮小を始める必要がある」との発言に、弱いドル買いが強まる。
EURUSDは、ユーロ圏消費者物価指数は、速報値と変わらず。貿易収支は黒字幅が拡大し、1.2850近くボトムに下げ止まったが、1.2880台の上値は重くレンジ内の動き。1.2850近辺で下げ止まることが多く、ブレークできるか否かで流れは変わってくる。
NZDUSDは、NZ政府は予算案を発表し、財政黒字予想を引き上げ、イングリッシュNZ財務相は、「景気が上向き、財政状況が改善したため、歳出を増やす余地が生まれた」と楽観的な発言をしたが、上値は重く、前日安値を割り込み0.8140近くまで下落。
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