2015年8月21日金曜日

8月21日(金)21:30 カナダ消費者物価指数(取引通貨ペア CADJPY)

8月21日(金)21:30 カナダ消費者物価指数(取引通貨ペア CADJPY)


≪説明≫

※※※※※※※※※※※※※※※

今回のカナダCPIは、週末で米国発の経済指標がない中でも発表となっており、さらに、同時刻には、同じカナダの小売売上高の発表もあり、注目度が増して高まっています。

共に、CADJPYでの変動は比較的大きな経済指標で、共に予想外に悪化するか、予想外に改善した場合には、大きな変化が生じる可能性があります。 逆に、一方が強く、片方が弱いと、直後は上下に変化しながらも、いずれに動くのか判断できにくい状況に陥ることでしょう。

また、週末の金曜日、最近の世界的な株安に、世界全体でやや不安感が高まっており、欧州・米国発の現物株や先物の値動きも、いつも以上に注意してみる必要もあります。

※※※※※※※※※※※※※※※

テクニカルでは、CADJPYは100円を達成後の続落傾向は止まらず、94.00円で何とか下げ止まり、94.00~96.00のレンジ相場が続いています。 ただ、リスク回避の流れや週末金曜日であることを考えれば、引き続き売りのプレッシャーが続いています。

今日の短期取引には関係ないかもしれませんが、94.00円をクリアに割り込むと、92.00円が視野に入ってきます。

一時間足の短期取引では94.00~94.60円のレンジは重要で、94.00円を割り込み続落の可能性を残しています。

※※※※※※※※※※※※※※※

今回の予想は、前月比0.1%と前回0.2%と低下が、前年比が逆に1.3%と前回1.0から上昇が予想されています。コア前月比は0.0%と変わらずながら、コア前年比は2.4%と2.3%から若干の増加予想となっています。

過去25回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大0.50%、平均で0.15%、前年比では最大0.30%、平均0.15%と、大きな差とはなっていません。また、コアも前月比・前年比共に最大0.30%で、平均でも0.07~0.10%と僅かなさとなっていまが、相場の動きは比較的大きいものが有ります。

過去21回のデータでは、CADJPYで発表15分間の為替レートの変化をみると、最大82pips、平均でも38pipsで、まずまずの変化が望めそうです。また、直近5回の平均では約45pipとなっています。

※※※※※※※※※※※※※※※

≪今回の予想と前回の数字≫
前月比=予想0.1% 前回0.2%、
前年比=予想1.3% 前回1.0%、
BOCコア前月比=予想0.0% 前回0.0%、
BOCコア前年比=予想2.4% 前回2.3%

≪過去25回の予想と実際との差≫
前月比
Max=0.50%
Min=0.00%
Ave=0.15%

前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.15%

コア前月比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.10%

コア前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.07%

≪CADPY 過去21回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max82pips
Hi-low=Min7pips
Hi-low=Ave38pips

Open-Hi=Max82pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave28pips

Open-Low=Max52pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave10pips





0 件のコメント:

コメントを投稿