2015年3月4日(水曜) 昨日3日、海外市場の動き
欧米の株価は下落、原油価格は上昇、金価格は下落、米金利は上昇、DXYは小幅下落。
3日の海外市場は、5日のECB理事会とドラギ総裁の記者会見と、6日の米雇用統計を控えて積極的に動きにくい状況が続く。
アジア市場ではAUDの上昇が市場をリードし、米国市場ではCADの上昇が市場をリード。イスラエル首相が米議会での演説を気にしながら、ドルは小幅下落へ。
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USDJPY
アジア市場で、本田内閣官房参与が「USDJPYは適正水準の上限に達している」、「日銀が当面の間は追加措置を見送る」とのWSJ紙の報道に、120円台を陥落。欧州市場では、119.90円を高値に120円台へ復活できず、119.40円割れまで一時下落し、119.70円台まで値を戻すが、動きは鈍い。
EURUSD
QEの実施に関してドラギECB総裁がどのような発言をするのか? ECBスタッフ予測で今後のインフレ見通しをどう示すのか? 気になり積極的に動けず。ただ、強いユーロ圏の小売売上高+製造業PMIに、1.1150台→1.1210台に値を戻しながらも、動きはに鈍い。
AUDUSD
アジア市場で豪中銀は予想外に金利を据え置き、0.7840台へ上昇、0.7800~40のレンジで高値圏で推移。
USDCAD
カナダGDPは前月比、第4四半期GDPと、予想外に強くCADは上昇へ。一時1.2430台まで値を下げ、原油価格の上昇にも下げ止まり、1.2480台へ小幅上昇。
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大江TPP主席交渉官は、為替操作に関する議論はないが、仮にあれば交渉の決裂を意味する。
フィッチ・レーティングスは、デフレはソブリン格付けのリスクで特にユーロ圏は顕著。
ギリシャ政府は、6改革案をユーログループに提出。9日に改革について協議。
バルファキス・ギリシャ財務相は、「覚書が終了、新たな緊縮策はない。次回のユーログループ会合で6つの改革を議論。
ルー米財務長官は、2015年の米経済成長率はトレンドを上回ると予想。
デンマーク中銀、EURDKKのペック防衛で2月に1687億DKK売り介入。
ネタニアフ・イスラエル首相が米議会で演説。対イランの発言を重要視し、市場は演説内容に警戒。
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