2014年10月21日火曜日

10月21日(火曜) 昨日20日の海外為替市場の動き

10月21日(火曜) 昨日20日の海外為替市場の動き


欧州経済への懸念と、米利上げの先送り感が強まり、ドル売りへ

ダウ平均は米IBMの決算が弱く急落から始まるが終値では値を戻し、S&PとNASDAQは上昇へ。欧州経済への懸念と、米利上げの先送り感が強まり、米債券利回りは下落し、ドル高が米経済へ悪影響を及ぼし、ドル売りが強まりドルは全面安へ。

為替相場は、アジア市場はドルは底堅く推移するも、欧米市場ではドル売りが強まる。

アジア市場では、日経平均株価は+578.72円+3.98%と大幅上昇、
欧州市場では、欧州株は下落、ダウ平均はIBMが7%強下落し小幅下落するも、S&PとNASDAQは上昇へ。

英FT紙(イタリアミラノ)=安倍首相は消費増税で経済が失速すれば、税収が増えることはなく、無意味な行為となる→ 10月予定の消費税率引き上げを先送りする可能性を示唆と掲載。

IBMがカンファレンスコールでは、全ての部門でドル高が影響。米小売が不振なのはドル高による逆風が原因との声が強まる。

余談
シティーグループは、トレーダーによる為替操作の疑いをめぐる調査を決着させるため金融機関が支払う金額は世界的に410億ドル(約4.4兆円)に上る可能性を指摘。


USDJPYは、アジア市場の107.30円台を高値に、欧米市場に106.80円割れまで続落し、その流れが継続。
EURUSDは、アジア市場の1.2730をボトムに、欧州市場で1.2790近くまで上昇。02:00前に1.2800を上抜け1.2810台まで続伸。
GBPUSDは、アジア市場の1.6080をボトムに、欧米市場で1.6150まで上昇。02:00前に1.6150を上抜け1.6170台まで続伸。
AUDUSDは、欧州市場序盤の0.8750割れをボトムに、米国市場で0.88を目指して上昇。0.8780~0.88のレンジから上値を試す動きが続く。

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