2013年10月25日金曜日

10月25日(金曜) アジア市場の値動き

10月25日(金曜) アジア市場の値動き

週末金曜日、一昨日と同じく相場変動は中国発と思われる。中国の短期金利の高止まりに人民元は3連騰し、中国株・新興国株は弱く、日経平均株価は前日比-398.22円-2.75%と大幅に下落。8月7日の-576.12円-4.0%に次ぐ下げ幅に、円高傾向が強まり一時97.00円割れへ。

韓国の第3四半期GDP・速報値は、前期比1.1%(予想1.0%)、前年比3.2%(予想3.2% 前回2.3%)と強く、韓国中銀が自国通貨高抑制にドル買い・韓国ウオン売り介入を実施した可能性が高い → 過去のこの介入実施後に、ヘッジとして逆にEUR、GBP、JPYでドル売りに動くケースがあり、市場ではこの動きに注目している。つまり、EURUSD、GBPUSDの買いとUSDJPYの売り。

9月全国消費者物価指数=前年比1.1%(予想0.9% 前回0.9%)、除生鮮食品=前年比0.7%(予想0.7% 前回0.8%)、除食品・エネルギー=前年比0.0%(予想0.0% 前回-0.1%)→ 除生鮮食品は前回より低下したが、除食品・エネルギーは2008年12月以来初めてマイナスから抜け出すが、相場は動かず。


AUDUSDとNZDUSDでのドル売りは緩慢で弱いが、他の主要通貨、EURUSD、GBPUSD、USDCAD、USDCHFでは若干ドル売り傾向が続いている。

米財政協議と米雇用統計と続いた重要なイベントがいっん終了、米政府機関の一部閉鎖の影響や経済成長の鈍化に、FRBの量的緩和縮小が先延ばしされると信じているが、今後の米経済指標を確認したいとの不安心理が働いている。

0 件のコメント:

コメントを投稿