米祭日明けの金曜日は、米雇用統計の一大イベントを控え、投機的な動きは抑えられているが、カーニーBOE総裁とドラギECB総裁発言後の流れが続き、EURとGBPは弱い。
その中で、内閣府は基調判断を上昇修正し、「景気は暫定的(どういういみなのでしょうか?)に景気拡張局面に入った可能性がある」と発表。直近に迫った参院選を前にして、自民党の経済政策を評価する結果となっている。
バーナンキFRB議長は、7月11日午前5時10分(日本時間)から、全米経済研究所(NBER)主催の会議で、「FRBの100年の歴史、政策の推移と教訓、将来の見通し」をテーマにした講演を行う。来週の重要なイベントの一つとなっている。
中国財務省は、「地方政府の債務水準で、正確にはわからず、推計以上となる可能性がある」と発表し、中国金融規制当局は、「過剰設備のセクターに対する新規の与信供与を厳格に禁止する方針 ◎非効率な設備をもつ企業の市場からの退出を支援」と発表。引き続き、中国初の出来事が相場の波乱要因であることは変わらず。
ところで、今までの動きでは。
日経平均株価は上昇(前日比+291.04+2.08%)香港ハンセンも上昇(前日比+386.00+1.89%)、中国株も上昇。
USDJPYは一時100.45まで上昇したが、欧州市場に入り、日経先物は伸び悩み、欧州株が軟調に推移し、99.90近くまで下落。
EURUSD+GBPUSDは、前日のカーニーBOE総裁とドラギECB総裁発言後の流れが続き弱く、EURUSDは1.3000どころか、1.2900台も維持することはできず、GBPUSDはついに1.500の大台を割り込んだ。
英国・ユーロ圏の金融緩和継続の流れに、前日と同じく、AUDUSD+NZDUSDは比較的堅調に、推移している。
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