英中銀(BOE)
金融政策委員会は、政策金利0.5%、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定、予想通り。
カーニーBOE新総裁は、「利回りの著しい上昇は、成長やインフレ見通しの妨げで、英景気回復が依然としてぜい弱な現状を踏まえれば、最近の債券利回り上昇は行き過ぎで、金融政策委員の見解」→(政策変更がなければ声明を発表しない、過去の慣例を破る)。
オズボーン英財務相は、委員会へフォワードガイダンスを採用を求め、8月のインフレ報告と共に提出するように求め、8月のBOE金融政策委員会の討議が非常に重要になっている。
欧州中銀(ECB)
理事会は、政策金利のリファイナンス金利0.5%、下限金利の中銀預金金利0.0%、上限金利の限界貸出金利1.0%、全ての据え置きを決定、予想通り
ドラギECB総裁は、「政策金利は今後も長期間にわたり現行水準、または、過去最低水準にとどまる」、「政策金利の0.5%が下限というわけでない、中銀預金金利のマイナス圏への引き下げを検討することも可能」→ (追加利下げの可能性を示唆し、従来の金利にコミットしない原則から変化)
結果、欧州・英国債券価格は上昇(利回り低下)、欧州(EURO STOXX50+2.95%)・英国株価(FTSE+3.08%)は上昇、ユーロ+ポンドは全面安。
動きは明暗はっきりと分かれた。
EURUSD(-0.72%)+GBPUSD(-1.37%)+USDCHF(+1.07%)でドル高、AUDUSD(+0.66%)+NZDUSD(+0.65%)でドル安、USDCAD(+0.09%)ほぼ変わらず。
円クロスは、EURJPY(-0.59%)+GBPJPY(-1.24%)+CHFJPY(-0.94%)+CADJPY(-0.36%)で円高、AUDJPY(+0.78%)+NZDJPY(+0.80%)で円安。
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