2014年2月8日土曜日
今週の経済指標から(2月10日~14日)
今週の経済指標から(2月10日~14日)
今週は経済指標もさることならが、今週予定されているイエレン新FRB議長の二つの証言で、今後の金融政策の運営方針を説明すると思われ特に注目したい。①11日(火曜)下院金融サービス委員会の公聴会、②13日(木曜)上院銀行委員会で証言。
先週のBOE金融政策委員会も終わり、12日(水曜)のBOE四半期インフレレポートと、カーニーBOE総裁の講演で今後の方向性を示す可能性があり重要。当然ポンドの大きな変動要因で、3月6日の次回BOEのMPCへの影響強まる。
経済指標では、今週は特に中国初の重要な経済指標の発表が多い。12日(水曜)貿易収支は貿易黒字の減少と、輸出・輸入の減少が予想され、14日(金曜)には、中国消費者物価指数・生産者物価指数の発表があり、12月より弱い数字が予想されており、結果次第ではAUD相場への影響が強くなる。
日本発の材料では、10日(月曜)の経常収支と貿易収支は注目で、前回発表された11月の経常赤字は過去最高となったが、今回予想では赤字額がさらに拡大し、2013年1年間の数字も気になる。
豪州発の材料では、13日(木曜)の雇用統計で、失業率は上昇予想ながら、新規雇用者数は前回予想外のマイナスからプラスへの転換が予想されている。先週の豪中銀の声明で金利と為替に関するスタンスが変化し、四半期金融政策報告で、GDPとインフレ予想を引き上げ、中立的な政策スタンスへの変更を確認し、さらなるAUDのジャンプアップが計れるか、注目したい。
ユーロ圏発では、14日(金曜)の仏・独を含むユーロ圏第4四半期GDP・速報値が重要で、第4四半期に成長が強まることが予想されており、どこまで成長率を伸ばすことができるか、注目したい。
大御所、米国発の材料では、特に重要な発表も見当たらない。その中では、13日(木曜)の小売売上高・新規失業保険申請件数、14日(金曜)のミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が重要となっている。
米CFTC発表の通貨先物取引(IMMポジション) 2月4日分
米CFTC発表の通貨先物取引(IMMポジション) 2月4日分
いやはや、米非農業部門雇用者数の結果は、2カ月続けて悪化、逆に失業率は改善。主要通貨は個別要因はあるものの、豪ドルは下げ止まり堅調に推移、USDJPYは101円割れで、EURUSDは1.35割れで、GBPUSDは1.6250で、AUDUSDは0.86ミドルで下げ止まっている。
主要7通貨の通貨ネットのショートポジションは小幅増加し-185,059コントラクトで、昨年12月中旬近くの水準にとどまっている。
円ショートポジションは昨年12月24日の-143,822コントラクトをピークにし、4日を含め6週連続で低下し、昨年11月5日の水準近くとなる-76,829コントラクトまで低下した。ちなみに、その時期のUSJPY相場は週終値ベースで98.71円で、数字上の比較では、まだ円高圧力が続いていることになる。
ユーロのネットポジションは週替わりでロング・ショートが交錯。ある意味ではポジション・ニュートラルで、どちらの方向にでも動けることを意味している。ちなみに、前回のニュートラル水準は昨年の11月26日で、EURUSDは1.3550近辺で取引されていた。
ポンドは昨年11月26日にロングに転換して以来、ロングポジションを維持し、+10,951コントラクトと積み上がる気配は見られないが、市場のポンド高センチメントを確認することができる。
カナダドルは昨年2月26日、豪ドルは昨年5月14日以来ショートポジションが続き、市場の弱気センチメントを反映しているが、2月4日の豪中銀理事会で金利と為替に関して変化が見られたことから、さらに豪ドルショートポッジションが減少している可能性が高い。
いやはや、米非農業部門雇用者数の結果は、2カ月続けて悪化、逆に失業率は改善。主要通貨は個別要因はあるものの、豪ドルは下げ止まり堅調に推移、USDJPYは101円割れで、EURUSDは1.35割れで、GBPUSDは1.6250で、AUDUSDは0.86ミドルで下げ止まっている。
主要7通貨の通貨ネットのショートポジションは小幅増加し-185,059コントラクトで、昨年12月中旬近くの水準にとどまっている。
円ショートポジションは昨年12月24日の-143,822コントラクトをピークにし、4日を含め6週連続で低下し、昨年11月5日の水準近くとなる-76,829コントラクトまで低下した。ちなみに、その時期のUSJPY相場は週終値ベースで98.71円で、数字上の比較では、まだ円高圧力が続いていることになる。
ユーロのネットポジションは週替わりでロング・ショートが交錯。ある意味ではポジション・ニュートラルで、どちらの方向にでも動けることを意味している。ちなみに、前回のニュートラル水準は昨年の11月26日で、EURUSDは1.3550近辺で取引されていた。
ポンドは昨年11月26日にロングに転換して以来、ロングポジションを維持し、+10,951コントラクトと積み上がる気配は見られないが、市場のポンド高センチメントを確認することができる。
カナダドルは昨年2月26日、豪ドルは昨年5月14日以来ショートポジションが続き、市場の弱気センチメントを反映しているが、2月4日の豪中銀理事会で金利と為替に関して変化が見られたことから、さらに豪ドルショートポッジションが減少している可能性が高い。
2月8日(土曜) 発言・その他
2月8日(土曜) 発言・その他
バンカメ週間調査=2月5日までの1週間で、米株の大幅な下落懸念に、世界の株式ファンドから、、2011年8月来となる283億ドルが流出。
ムーディーズ=プエルトルコの格付けを「Ba2」と、ジャンク級に格下げ。
メルシュECB専務理事=①ECBの低金利が再びけん引し、ユーロ圏全域に浸透する兆しがある。②ユーロ圏経済は回復しているが、弱くてまばらな回復。③ECBの金融政策は必要な限り緩和的であり続ける。
独憲法裁判所(ECBの無制限の債券買い入れ枠(OMT)の訴えで)=ECBの責務を超え、加盟国の権限を越脱しており、財政ファイナンス禁止に抵触する。しかし、決定を限定的に解釈すれば適切で、その判断を欧州裁判所に付託→ OMTの制限圧力の可能性が弱まり、スペイン国債利回りは8年ぶりの低水準へ。
豪中銀の四半期金融政策報告=①GDPとインフレ予想を引き上げ、豪ドルの下落を織り込んだ、中立的な政策スタンスへの変更を確認。②一定期間の政策金利の据え置きが政策委員会の見解。③コアインフレ率予想2014年6月までの1年間で3.25~3.25%(前回11月予想=6月まで1年間で2.5%、2014年2.0~3.0%。④GDP予想2014年6月までも1年間で2.75%、2014年2.25~3.25%)、⑤上方修正の主な要因は豪ドル安。
ダンティーヌ・スイス中銀副総裁=スイスフラン押し下げに超低金利政策を実施しているが、不動産価格が高騰し住宅融資が拡大、新たな措置を検討する用意がある→ 1月に住宅価格の抑制策として、住宅ローンでリスク資産に自己資本の積み増しを1%→2%に引き上げたが、今度は不動産市場の供給や借り手負担になる。
*** 経済指標の結果 ***
◎9:30 AUD 豪中銀 豪中銀の四半期金融政策報告=GDPとインフレ予想を引き上げ、豪ドルの下落を織り込んだ、中立的な政策スタンスへの変更を確認→ 発表直後はAUD買い強まる。
◎10:45 CHN 1月 HSBCサービス業PMI=50.7(予想 前回50.9)→ 前回を下回り2011年8月以来の低水準にAUD売りが強まる。
◎16:00 GER 12月 貿易収支=185億ユーロ(予想173億ユーロ 前回189←178億ユーロ)、輸出=前月比-0.9%(予想0.8% 前回0.7%)、輸入=前月比-0.6%(予想1.2% 前回-2.3%)、経常収支=235億ユーロ(予想 前回233←216億ユーロ)→ 輸出が予想外に減少、輸入も減少し予想を上回る
◎17:15 CHF 12月 小売売上高=前年比2.3%(予想 前回4.2%)
◎18:30 GBP 12月 鉱工業生産=前月比0.4%(予想0.6% 11月-0.1←0.0%)、前年比1.8%(予想2.3% 11月2.1←2.5%)、製造業生産高=前月比0.3%(予想0.6% 11月-0.1←0.0%)、前年比1.5%(予想2.3% 前回2.2←2.8%)→ 前月が下方修正され、予想をも下回り直後はGBP売りが強まるが直ぐに持ち直す。
◎18:30 GBP 12月 貿易収支=-77.17億ポンド(予想-93億ポンド 前回-97.83←-94.39億ポンド)→ 輸入が2010年4月来となう大幅減少に、前月と予想より赤字額は大幅に減少。
◎20:00 GER 12月 鉱工業生産=前月比-0.6%(予想0.5% 前回1.9%)、前年比2.6%(予想 前回3.5%)→ 前回と予想を下回り予想外の悪化。
◎22:30 USD 1月 雇用統計: 失業率=6.6%(予想6.7% 前回6.7%)、非農業部門雇用者数=11.3万人(予想17.5~18.5万人 前回7.5←7.4万人)→ 12月とおなじく、失業率は労働参加率の低下で改善したが、非農業部門雇用者数が予想外の悪化に、ドル全面安。
◎22:30 CAD 1月 雇用統計: 失業率7.0%(予想7.1% 前回7.2%)、雇用ネット変化=前月比29400人(予想20,000 前回-44000←-45900人)→ 失業率は低下し、雇用者は拡大し、カナダドル高が強まる
◎0:00 GBP 1月 NIESR GDP=0.8%(予想 前回0.7%)
◎4:00 USD 12月 消費者信用残高=187.6億ドル(予想120億ドル 前回124←123.2億ドル)
バンカメ週間調査=2月5日までの1週間で、米株の大幅な下落懸念に、世界の株式ファンドから、、2011年8月来となる283億ドルが流出。
ムーディーズ=プエルトルコの格付けを「Ba2」と、ジャンク級に格下げ。
メルシュECB専務理事=①ECBの低金利が再びけん引し、ユーロ圏全域に浸透する兆しがある。②ユーロ圏経済は回復しているが、弱くてまばらな回復。③ECBの金融政策は必要な限り緩和的であり続ける。
独憲法裁判所(ECBの無制限の債券買い入れ枠(OMT)の訴えで)=ECBの責務を超え、加盟国の権限を越脱しており、財政ファイナンス禁止に抵触する。しかし、決定を限定的に解釈すれば適切で、その判断を欧州裁判所に付託→ OMTの制限圧力の可能性が弱まり、スペイン国債利回りは8年ぶりの低水準へ。
豪中銀の四半期金融政策報告=①GDPとインフレ予想を引き上げ、豪ドルの下落を織り込んだ、中立的な政策スタンスへの変更を確認。②一定期間の政策金利の据え置きが政策委員会の見解。③コアインフレ率予想2014年6月までの1年間で3.25~3.25%(前回11月予想=6月まで1年間で2.5%、2014年2.0~3.0%。④GDP予想2014年6月までも1年間で2.75%、2014年2.25~3.25%)、⑤上方修正の主な要因は豪ドル安。
ダンティーヌ・スイス中銀副総裁=スイスフラン押し下げに超低金利政策を実施しているが、不動産価格が高騰し住宅融資が拡大、新たな措置を検討する用意がある→ 1月に住宅価格の抑制策として、住宅ローンでリスク資産に自己資本の積み増しを1%→2%に引き上げたが、今度は不動産市場の供給や借り手負担になる。
*** 経済指標の結果 ***
◎9:30 AUD 豪中銀 豪中銀の四半期金融政策報告=GDPとインフレ予想を引き上げ、豪ドルの下落を織り込んだ、中立的な政策スタンスへの変更を確認→ 発表直後はAUD買い強まる。
◎10:45 CHN 1月 HSBCサービス業PMI=50.7(予想 前回50.9)→ 前回を下回り2011年8月以来の低水準にAUD売りが強まる。
◎16:00 GER 12月 貿易収支=185億ユーロ(予想173億ユーロ 前回189←178億ユーロ)、輸出=前月比-0.9%(予想0.8% 前回0.7%)、輸入=前月比-0.6%(予想1.2% 前回-2.3%)、経常収支=235億ユーロ(予想 前回233←216億ユーロ)→ 輸出が予想外に減少、輸入も減少し予想を上回る
◎17:15 CHF 12月 小売売上高=前年比2.3%(予想 前回4.2%)
◎18:30 GBP 12月 鉱工業生産=前月比0.4%(予想0.6% 11月-0.1←0.0%)、前年比1.8%(予想2.3% 11月2.1←2.5%)、製造業生産高=前月比0.3%(予想0.6% 11月-0.1←0.0%)、前年比1.5%(予想2.3% 前回2.2←2.8%)→ 前月が下方修正され、予想をも下回り直後はGBP売りが強まるが直ぐに持ち直す。
◎18:30 GBP 12月 貿易収支=-77.17億ポンド(予想-93億ポンド 前回-97.83←-94.39億ポンド)→ 輸入が2010年4月来となう大幅減少に、前月と予想より赤字額は大幅に減少。
◎20:00 GER 12月 鉱工業生産=前月比-0.6%(予想0.5% 前回1.9%)、前年比2.6%(予想 前回3.5%)→ 前回と予想を下回り予想外の悪化。
◎22:30 USD 1月 雇用統計: 失業率=6.6%(予想6.7% 前回6.7%)、非農業部門雇用者数=11.3万人(予想17.5~18.5万人 前回7.5←7.4万人)→ 12月とおなじく、失業率は労働参加率の低下で改善したが、非農業部門雇用者数が予想外の悪化に、ドル全面安。
◎22:30 CAD 1月 雇用統計: 失業率7.0%(予想7.1% 前回7.2%)、雇用ネット変化=前月比29400人(予想20,000 前回-44000←-45900人)→ 失業率は低下し、雇用者は拡大し、カナダドル高が強まる
◎0:00 GBP 1月 NIESR GDP=0.8%(予想 前回0.7%)
◎4:00 USD 12月 消費者信用残高=187.6億ドル(予想120億ドル 前回124←123.2億ドル)
2月8日(土曜) 昨日の海外市場の動き
2月8日(土曜) 昨日の海外市場の動き *** 昨日のポイント ***
*** 昨日のポイント ***
昨日2月8日(金曜日)も色々な出来事があった。
◎メインイベントの米1月雇用統計は2カ月連続で波乱。
前月12月の動きを再燃。米失業率は6.6%(12月6.7%)に改善、逆に、非農業部門雇用者数は11.3万人(予想17.5~18.5万人 12月7.5←7.4万人)予想を大幅に下回り、上方修正が期待された12分の大幅な上方修正見にならず、ドルは全面安。
⇒ しかし、失業率はFRBのゼロ金利政策基準の6.5%に近づき、労働参加率は上昇、FOMCで継続的な量的緩和の縮小予測は変わらず市場センチメントは極端な悲観論は見られず。
米株先物は、直後の先物の大幅下落から、値を戻し、結局、現物株は1%近く上昇。為替相場は直後の変動に戸惑うものの、ドルは円と豪ドルに対し下落幅は限定的で、他の主要国通貨では下落傾向が続く。特に、USDCADの下落はもとより、GBPUSDの上昇が目立った。
◎カナダ1月雇用統計は前月と様変わり。
失業率は7.0%(12月7.2%)に大幅改善、雇用ネット変化は前月比29,400人(予想20,000 前回-44,000←-45,900人)と、12分が改善し、12月とは逆に雇用者数が拡大。おかげで、USDCADは一時急落しカナダドル買いが強まる。
◎注目の豪中銀の四半期金融政策報告
豪ドル安が主因となり、GDPとインフレ予想を引き上げ、より中立的な政策スタンスへの変更を確認。
AUDUSDは、HSBCサービス業PMIが、50.7(予想 前回50.9)と弱く、AUD買いも伸び悩んだが、米雇用統計直後に0.90をトライするが失敗、週末を控え動きも乏しい。
⇒ これで、AUD急落の懸念は薄らぎ、AUD買い継続期待感が強まる。リスクは0.90超えの豪ドル高抑制発言と、中国・新興国市場の悪化で、急伸の可能性は弱く、押し目買いが続きそう。
◎円相場は、アジア市場で、日経平均株価2.17%上昇し、株高=円安の方程式にUSDJPYは底堅く、欧州市場では102.40円台へ上昇。米雇用統計に101.40台へ下落するも、米株は上昇し新興国株も堅調で102.60近くまで値を戻し、102.30中心の動きを継続。
⇒ 他のイベントが多く脇役に徹するが、先の安値100.70~80円で底値感が日々強まり、昨日の安値101.45円が当面の底値へ。
◎ユーロ相場は、前日のドラギECB総裁の記者会見で早急な政策変更の可能性が弱まり、ユーロ買いが続くが、1.3600を維持することはできず、一時1.3550台まで下落。米雇用統計に直後が1.3640台へ急伸、予想外に株や金利の動きは鈍く、クロスの売りに1.3570台へ下落。独憲法裁判所は、ECBの無制限の債券買い入れ枠(OMT)の違法との訴えの判断を欧州裁判所に付託したことで、OMTの制限への圧力が弱まるとの思惑に、スペイン国債利回りは8年ぶりの低水準。EURUSDは1.3640台まで再上昇へ。
⇒ 3月6日の次回ECB理事会まで時間的な余裕があるが、ドラギECB総裁曰く、「スタッフ予想ECBの分析が著しい変化をもたらす」と、何らかの変化が実現する可能性があり、積極的に動けず。ただし、1.3500割れのボトム感が強まってくる。
◎ポンド相場は、英貿易赤字額が輸入の減少で予想外に減少、同時刻の英鉱工業生産と製造業生産高が弱く、直後は1.6350台から一時1.63を試す水準まで値を下げたが、直ぐに復活し1.6340台へ上昇。米雇用統計にGBP買いが再買いし、大幅な売り調整も見られず1.6410台まで続伸、GBP買いの動きは非常に堅調。
⇒ 2月12日四半期インフレ報告で、フォワードガイダンスの変更を示す可能性があり、同日のカーニーBOE総裁の講演も重要。となると、テクニカルにも基本はブル相場が続き、押し目買いスタンスに変わりない。それと、2月19日のMPC議事録が、ポンド相場の流れを決める重要なポイントとなる可能性が高く、ポンド買い期待感は継続。
*** 昨日のポイント ***
昨日2月8日(金曜日)も色々な出来事があった。
◎メインイベントの米1月雇用統計は2カ月連続で波乱。
前月12月の動きを再燃。米失業率は6.6%(12月6.7%)に改善、逆に、非農業部門雇用者数は11.3万人(予想17.5~18.5万人 12月7.5←7.4万人)予想を大幅に下回り、上方修正が期待された12分の大幅な上方修正見にならず、ドルは全面安。
⇒ しかし、失業率はFRBのゼロ金利政策基準の6.5%に近づき、労働参加率は上昇、FOMCで継続的な量的緩和の縮小予測は変わらず市場センチメントは極端な悲観論は見られず。
米株先物は、直後の先物の大幅下落から、値を戻し、結局、現物株は1%近く上昇。為替相場は直後の変動に戸惑うものの、ドルは円と豪ドルに対し下落幅は限定的で、他の主要国通貨では下落傾向が続く。特に、USDCADの下落はもとより、GBPUSDの上昇が目立った。
◎カナダ1月雇用統計は前月と様変わり。
失業率は7.0%(12月7.2%)に大幅改善、雇用ネット変化は前月比29,400人(予想20,000 前回-44,000←-45,900人)と、12分が改善し、12月とは逆に雇用者数が拡大。おかげで、USDCADは一時急落しカナダドル買いが強まる。
◎注目の豪中銀の四半期金融政策報告
豪ドル安が主因となり、GDPとインフレ予想を引き上げ、より中立的な政策スタンスへの変更を確認。
AUDUSDは、HSBCサービス業PMIが、50.7(予想 前回50.9)と弱く、AUD買いも伸び悩んだが、米雇用統計直後に0.90をトライするが失敗、週末を控え動きも乏しい。
⇒ これで、AUD急落の懸念は薄らぎ、AUD買い継続期待感が強まる。リスクは0.90超えの豪ドル高抑制発言と、中国・新興国市場の悪化で、急伸の可能性は弱く、押し目買いが続きそう。
◎円相場は、アジア市場で、日経平均株価2.17%上昇し、株高=円安の方程式にUSDJPYは底堅く、欧州市場では102.40円台へ上昇。米雇用統計に101.40台へ下落するも、米株は上昇し新興国株も堅調で102.60近くまで値を戻し、102.30中心の動きを継続。
⇒ 他のイベントが多く脇役に徹するが、先の安値100.70~80円で底値感が日々強まり、昨日の安値101.45円が当面の底値へ。
◎ユーロ相場は、前日のドラギECB総裁の記者会見で早急な政策変更の可能性が弱まり、ユーロ買いが続くが、1.3600を維持することはできず、一時1.3550台まで下落。米雇用統計に直後が1.3640台へ急伸、予想外に株や金利の動きは鈍く、クロスの売りに1.3570台へ下落。独憲法裁判所は、ECBの無制限の債券買い入れ枠(OMT)の違法との訴えの判断を欧州裁判所に付託したことで、OMTの制限への圧力が弱まるとの思惑に、スペイン国債利回りは8年ぶりの低水準。EURUSDは1.3640台まで再上昇へ。
⇒ 3月6日の次回ECB理事会まで時間的な余裕があるが、ドラギECB総裁曰く、「スタッフ予想ECBの分析が著しい変化をもたらす」と、何らかの変化が実現する可能性があり、積極的に動けず。ただし、1.3500割れのボトム感が強まってくる。
◎ポンド相場は、英貿易赤字額が輸入の減少で予想外に減少、同時刻の英鉱工業生産と製造業生産高が弱く、直後は1.6350台から一時1.63を試す水準まで値を下げたが、直ぐに復活し1.6340台へ上昇。米雇用統計にGBP買いが再買いし、大幅な売り調整も見られず1.6410台まで続伸、GBP買いの動きは非常に堅調。
⇒ 2月12日四半期インフレ報告で、フォワードガイダンスの変更を示す可能性があり、同日のカーニーBOE総裁の講演も重要。となると、テクニカルにも基本はブル相場が続き、押し目買いスタンスに変わりない。それと、2月19日のMPC議事録が、ポンド相場の流れを決める重要なポイントとなる可能性が高く、ポンド買い期待感は継続。
2014年2月7日金曜日
2月7日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き
2月7日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き
*** ポイント ***
中国は春節も終わり、今日の米雇用統計待ちなのか、値が加速する動きは見られず。
長期休み明けの中国株の動きが注目したが予想よりも落ち着いた動きとなり、昨日米国株が上昇した影響に、日本株は2.17%上昇、アジア株や中国株も上昇し、欧州株も大幅上昇となっている。
朝方に注目の豪中銀の四半期金融政策報告が発表したが、豪ドル安が主因となり、GDPとインフレ予想を引き上げ、より中立的な政策スタンスへの変更を確認。これで、AUD急落の懸念は薄らぎ、買い戻すことができるのか? その動きを注目したいが、新興国市場の動きしだいになっている。
この発表後にAUDUSDは上の高値0.8970台まで上昇したが、0.90の大台を目の前に下げ止まり、次に、 HSBCサービス業PMIは、50.7(予想 前回50.9)と前回を下回り、2011年8月以来の低水準にAUD売りが逆に強まり、直後0.8920台と今日、今までの安値となり、この両材料に今までの高安値を付けた。
円相場は、株高=円安の方程式に、102.20円台まで上昇したが、テクニカルポイントを超えることはできず、102.00円割れの滞空時間は短く、101.95~102.20円の狭いレンジで取引が続いている。
ユーロ相場は、昨日のドラギECB総裁の記者会見で早急な政策変更の可能性が弱まり、ユーロ買いが続いているが、1.3600を維持することはできず、3月6日の次回ECB理事会まで時間的な余裕があるが、「スタッフ予想ECBの分析が著しい変化をもたらす」との総裁発言通り、何らかの変化が実現する可能性がある。
ポンド相場は、BOEのMPCではフォワードガイダンスの変更もなく、BOE 2月12日四半期インフレ報告で、フォワードガイダンスの変更を示す可能性があり、同日のカーニーBOE総裁の講演も重要。となると、テクニカルにも基本はブル相場が続き、押し目買いスタンスに変わりない。それと、2月19日のMPC議事録が、ポンド相場の流れを決める重要なポイントとなる可能性が高くなっている。
*** ポイント ***
中国は春節も終わり、今日の米雇用統計待ちなのか、値が加速する動きは見られず。
長期休み明けの中国株の動きが注目したが予想よりも落ち着いた動きとなり、昨日米国株が上昇した影響に、日本株は2.17%上昇、アジア株や中国株も上昇し、欧州株も大幅上昇となっている。
朝方に注目の豪中銀の四半期金融政策報告が発表したが、豪ドル安が主因となり、GDPとインフレ予想を引き上げ、より中立的な政策スタンスへの変更を確認。これで、AUD急落の懸念は薄らぎ、買い戻すことができるのか? その動きを注目したいが、新興国市場の動きしだいになっている。
この発表後にAUDUSDは上の高値0.8970台まで上昇したが、0.90の大台を目の前に下げ止まり、次に、 HSBCサービス業PMIは、50.7(予想 前回50.9)と前回を下回り、2011年8月以来の低水準にAUD売りが逆に強まり、直後0.8920台と今日、今までの安値となり、この両材料に今までの高安値を付けた。
円相場は、株高=円安の方程式に、102.20円台まで上昇したが、テクニカルポイントを超えることはできず、102.00円割れの滞空時間は短く、101.95~102.20円の狭いレンジで取引が続いている。
ユーロ相場は、昨日のドラギECB総裁の記者会見で早急な政策変更の可能性が弱まり、ユーロ買いが続いているが、1.3600を維持することはできず、3月6日の次回ECB理事会まで時間的な余裕があるが、「スタッフ予想ECBの分析が著しい変化をもたらす」との総裁発言通り、何らかの変化が実現する可能性がある。
ポンド相場は、BOEのMPCではフォワードガイダンスの変更もなく、BOE 2月12日四半期インフレ報告で、フォワードガイダンスの変更を示す可能性があり、同日のカーニーBOE総裁の講演も重要。となると、テクニカルにも基本はブル相場が続き、押し目買いスタンスに変わりない。それと、2月19日のMPC議事録が、ポンド相場の流れを決める重要なポイントとなる可能性が高くなっている。
2月7日(金曜) 今日のポイント
2月7日(金曜) 今日のポイント
*** 今日のポイント ***
今日は週末、米雇用統計のメインイベントを控え、ドル円は下値トライが一時終了、ユーロドルも回復、ポンドドルも下げ止まり、豪ドル買いも終息、様子見ムードが強まる。
AUDUSDは、0.90の大台目の前。通貨当局の豪ドル高けん制発言の有無を確認したいが、自浄作用で売り先行で試せず。米雇用統計の結果次第で、試したいイベント。
今日9時30分に、豪中銀の金融政策に関する発表(Statement on Monetary Policy)があり、注目! また、10:45に中国HSBCサービス業PMIが発表され、前回50.9からどう変化するのか? 仮に、50を割り込むとAUD売りが強まる。
米国とカナダの雇用統計が注目。
カナダ雇用統計は、前回、米雇用統計のサプライズもあったが、予想外の悪化でカナダドルは急落した思いが強い。今回予想は、失業率の改善7.1%(前回7.2%)、雇用ネット変化2万人(前回-4.59万人)
米雇用統計は、前回の失業率の低下と非農業部門雇用者数の予想外の低水準に、相場が急変した思いが強い。寒波の影響が指摘されていたが、今回は? 予想は失業率6.7%(前回6.7%)、非農業部門雇用者数=予想17.5~18.5万人(前回7.4万人)が予想されている。20万を超えればサプライズのドル買い、15万以下はやや弱気ムード。
*** 今日のポイント ***
今日は週末、米雇用統計のメインイベントを控え、ドル円は下値トライが一時終了、ユーロドルも回復、ポンドドルも下げ止まり、豪ドル買いも終息、様子見ムードが強まる。
AUDUSDは、0.90の大台目の前。通貨当局の豪ドル高けん制発言の有無を確認したいが、自浄作用で売り先行で試せず。米雇用統計の結果次第で、試したいイベント。
今日9時30分に、豪中銀の金融政策に関する発表(Statement on Monetary Policy)があり、注目! また、10:45に中国HSBCサービス業PMIが発表され、前回50.9からどう変化するのか? 仮に、50を割り込むとAUD売りが強まる。
米国とカナダの雇用統計が注目。
カナダ雇用統計は、前回、米雇用統計のサプライズもあったが、予想外の悪化でカナダドルは急落した思いが強い。今回予想は、失業率の改善7.1%(前回7.2%)、雇用ネット変化2万人(前回-4.59万人)
米雇用統計は、前回の失業率の低下と非農業部門雇用者数の予想外の低水準に、相場が急変した思いが強い。寒波の影響が指摘されていたが、今回は? 予想は失業率6.7%(前回6.7%)、非農業部門雇用者数=予想17.5~18.5万人(前回7.4万人)が予想されている。20万を超えればサプライズのドル買い、15万以下はやや弱気ムード。
2月7日(金曜) 昨日の海外市場の動き
2月7日(金曜) 昨日の海外市場の動き
*** 昨日のポイント ***
◎USDJPYは止まれば実需の買いがあふれ、100.80割れのトライも見られず、欧米株価は強く101.80円超えのストップを付け102円の大台を上回る。
◎強い豪経済指標と前日豪中銀のスタンスが変化したこともあり、金利引き下げ圧力と豪ドル安誘導の見直し期待に、AUDUSD0.8920→0.8970台へ上昇。
◎ECB理事会は金融政策を据え置き、ドラギECB総裁から国債買い入れの不胎化を停止討議もされず、EUR買いが強くEURUSDは1.36台を回復、ドル売りの流れに1.3600近辺で推移。
◎BOE金融政策委員会はフォワードガイダンスの変更もなく一時失望するも、次回の会合期待が残り売りも限定的。GBPUSDはドル売りの流れに1.6340台を回復。
◎カナダの貿易赤字は大幅拡大、Ivey購買部協会指数は強く、USDCADは1.1040~1.1120のレンジで上下。
時系列の詳細
09:30 強い豪貿易収支+強い豪企業信頼感+まあまあ強い豪小売売上高に、前日豪中銀のスタンスが変化したこともあり、金利引き下げ圧力と豪ドル安誘導の見直し期待に、0.8920→0.8970台へ上昇。しかし、0.9の大台は当局のAUD高けん制発言の可能性もあり、売り先行で試せず。
21:00 BOE金融政策委員会=政策金利0.5%、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定→ 失業率基準7%(現在7.1%)に低下、インフレ率目標2.0%(HICP前年比2.0%)を達成する中で、フォワードガイダンスの変更もなく、2月12日の四半期インフレ報告で何らかの変更が示される可能性に、GBP買いが続く。
21:45 ECB理事会=政策金利0.25%、上限金利0.75%、下限金利0.0%の据え置きを決定、予想通り→ 市場の一部では政策金利の引き下げや、国債買い入れの不胎化を中止しする可能性が示唆されていた。そのため、現行政策の据え置き発表直後はEUR買い、そして売りへと変化。
22:30 ドラギECB総裁記者会見=◎不胎化措置の打ち切りが討議されなかった→ EUR買いへと変化。◎今回行動しないと決めたのは、状況が複雑でさらなる情報が必要と判断し、新興国市場の混乱がユーロ圏に波及する可能性があり、3月に公表するスタッフによる経済予測がECBの分析に著しい変化をもたらす→ この結果により、3月6日の次回ECB理事会で何らかの変更が示される可能性が強まる。
22.30 カナダ貿易収支=-16.6億カナダドル(予想-7億カナダドル 前回-15.3←-9億カナダドル)→ 予想外のマイナス幅拡大にカナダドル売りが加速予想外に悪化し、一時カナダドル売りが強まる。
22.30 貿易収支=12月-387億ドル(予想-361億ドル 前回-345.6←-342.5億ドル)→ 対中赤字は大幅縮小したが、輸出の減少に、予想より赤字額が拡大したことで第4四半期GDP(第4四半期GDPの輸出寄与度1.33%)が下方修正される可能性がでている。
22.30 週間新規失業保険申請件数=33.1万件(予想33.5 前回35.1←34.8万件)→ 予想より失業者が減少、労働市場は堅調で、米株は上昇、円売りが強まる。
22.30 第4四半期 非農業部門労働生産性=前期比3.2%(予想2.5% 前回3.6%)、労働単価=前期比-1.6%(予想-0.5% 前回-2.0%)→ 前期を下回ったが、予想を大幅に上回り、米経済の堅調な成長ペースが示された。
00:00 Ivey購買部協会指数=56.8(予想51.0 前回46.3)→ 予想と前回を大幅に上回り、カナダドル売りから買い戻しが強まる。
*** 発言・その他 ***
ノワイエ仏中銀総裁=①通常なら米金融政策との比較でユーロは下落するだろう、②ユーロ圏はデフレリスクの状況でなく、通常と違うが警戒レベルでもない。
米債務上限引き上げ法案=デフォルト回避に、2月下旬までに可決する必要があるが、米共和党は連邦債務上限引き上げで、付帯条件を求めるのかは未定で合意できず。
フィッチ=①3月の予測見直しで、新興国市場の混乱により一部の国で格付けを見直す可能性がある。②ユーロ圏のソブリン格付けは、格下げ圧力が弱まる。
投資家が慎重になっている理由=米量的緩和の縮小、インド、ブラジル、トルコ、インドネシアの選挙や、ウクライナ、タイの反政府デモ、エジプトの治安悪化と、多い。
岩田日銀副総裁=①2%の物価目標のシナリオは順調に継続、②市場の動揺は米国の緩和縮小ではなく、米中の経済指標が要因、③消費増税は可処分所得の低下へ、④新興国経済の弱さが日本の輸出低下へ影響。
*** 経済指標の結果 ***
◎9:30 AUD 12月 貿易収支=4.68億ドル(予想-3億豪ドル 前回-0.83←-1.18億豪ドル)、輸出=285.11億ドル、輸入=280.42億ドル→ 赤字予想に反して対中国貿易が過去最大の黒字に全体でも黒字となり、AUD買いの材料となる
◎9:30 AUD 12月 小売売上高=前月比0.5%(予想0.4% 11月予想0.7%)、第4四半期=前期比0.9%(予想1.2% 前回0.7%)→ 前月比は前回を下回るが、予想より強く、前期比は予想を下回るが前期よりも拡大。
◎9:30 AUD 第4四半期 NAB企業信頼感指数=前期比8(予想 第3四半期5 第2四半期-1)、企業景況感指数・現況=前期比-3(第3四半期-7 第2四半期-6)、3カ月先=6(第3四半期3 第2四半期3)、6ヵ月先=24(第3四半期26 第2四半期13)→ 共に強く、景況感指数は前回を大幅に上回り、2011年11月以来の黒字となり、約2年半ぶりの高水準で、AUD買いが強まる。
◎16:00 CHF 12月 貿易収支=5.03億スイス(予想9.65億スイス 前回20.33←21.12億スイス)
◎17:00 GBP 1月 ハリファックス住宅価格指数=前月比1.1%(予想1.0% 前回-0.6%)、3カ月前年に=7.3%(予想7.2% 前回7.5%)
◎20:00 GER 12月 鉱工業受注=前月比-0.5%(予想0.2% 前回2.4←2.1%)、前年比6.0%(予想 前回7.2←6.8%)→ 予想外の低下にEUR売りが強まる。
◎21:00 GBP BOE 金融政策発表=政策金利0.5%、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定、予想通り
◎21:45 EUR ECB 金融政策発表=政策金利0.25%、上限金利0.75%、下限金利0.0%の据え置きを決定、予想通り
◎22:30 USD 12月 貿易収支=-387億ドル(予想-361億ドル 前回-345.6←-342.5億ドル)→ 対中赤字は大幅縮小したが、輸出の減少に、予想より赤字額が拡大したことで第4四半期GDP(第4四半期GDPの輸出寄与度1.33%)が下方修正される可能性がでている。
◎22:30 USD 週間新規失業保険申請件数=33.1万件(予想33.5 前回35.1←34.8万件)→ 予想より失業者が減少、労働市場は堅調。
◎22:30 USD 第4四半期 非農業部門労働生産性=前期比3.2%(予想2.5% 前回3.6%)、労働単価=前期比-1.6%(予想-0.5% 前回-2.0%)→ 前期を下回ったが、予想を大幅に上回り、米経済の堅調な成長ペースが示された。
◎22:30 CAD 12月 貿易収支=-16.6億カナダドル(予想-7億カナダドル 前回-15.3←-9億カナダドル)→ 予想外のマイナス幅拡大にカナダドル売りが加速
◎0:00 CAD 1月 Ivey購買部協会指数=56.8(予想51.0 前回46.3)→ 予想と前回を大幅に上回り、カナダドル売りから買い戻しが強まる。
*** 昨日のポイント ***
◎USDJPYは止まれば実需の買いがあふれ、100.80割れのトライも見られず、欧米株価は強く101.80円超えのストップを付け102円の大台を上回る。
◎強い豪経済指標と前日豪中銀のスタンスが変化したこともあり、金利引き下げ圧力と豪ドル安誘導の見直し期待に、AUDUSD0.8920→0.8970台へ上昇。
◎ECB理事会は金融政策を据え置き、ドラギECB総裁から国債買い入れの不胎化を停止討議もされず、EUR買いが強くEURUSDは1.36台を回復、ドル売りの流れに1.3600近辺で推移。
◎BOE金融政策委員会はフォワードガイダンスの変更もなく一時失望するも、次回の会合期待が残り売りも限定的。GBPUSDはドル売りの流れに1.6340台を回復。
◎カナダの貿易赤字は大幅拡大、Ivey購買部協会指数は強く、USDCADは1.1040~1.1120のレンジで上下。
時系列の詳細
09:30 強い豪貿易収支+強い豪企業信頼感+まあまあ強い豪小売売上高に、前日豪中銀のスタンスが変化したこともあり、金利引き下げ圧力と豪ドル安誘導の見直し期待に、0.8920→0.8970台へ上昇。しかし、0.9の大台は当局のAUD高けん制発言の可能性もあり、売り先行で試せず。
21:00 BOE金融政策委員会=政策金利0.5%、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定→ 失業率基準7%(現在7.1%)に低下、インフレ率目標2.0%(HICP前年比2.0%)を達成する中で、フォワードガイダンスの変更もなく、2月12日の四半期インフレ報告で何らかの変更が示される可能性に、GBP買いが続く。
21:45 ECB理事会=政策金利0.25%、上限金利0.75%、下限金利0.0%の据え置きを決定、予想通り→ 市場の一部では政策金利の引き下げや、国債買い入れの不胎化を中止しする可能性が示唆されていた。そのため、現行政策の据え置き発表直後はEUR買い、そして売りへと変化。
22:30 ドラギECB総裁記者会見=◎不胎化措置の打ち切りが討議されなかった→ EUR買いへと変化。◎今回行動しないと決めたのは、状況が複雑でさらなる情報が必要と判断し、新興国市場の混乱がユーロ圏に波及する可能性があり、3月に公表するスタッフによる経済予測がECBの分析に著しい変化をもたらす→ この結果により、3月6日の次回ECB理事会で何らかの変更が示される可能性が強まる。
22.30 カナダ貿易収支=-16.6億カナダドル(予想-7億カナダドル 前回-15.3←-9億カナダドル)→ 予想外のマイナス幅拡大にカナダドル売りが加速予想外に悪化し、一時カナダドル売りが強まる。
22.30 貿易収支=12月-387億ドル(予想-361億ドル 前回-345.6←-342.5億ドル)→ 対中赤字は大幅縮小したが、輸出の減少に、予想より赤字額が拡大したことで第4四半期GDP(第4四半期GDPの輸出寄与度1.33%)が下方修正される可能性がでている。
22.30 週間新規失業保険申請件数=33.1万件(予想33.5 前回35.1←34.8万件)→ 予想より失業者が減少、労働市場は堅調で、米株は上昇、円売りが強まる。
22.30 第4四半期 非農業部門労働生産性=前期比3.2%(予想2.5% 前回3.6%)、労働単価=前期比-1.6%(予想-0.5% 前回-2.0%)→ 前期を下回ったが、予想を大幅に上回り、米経済の堅調な成長ペースが示された。
00:00 Ivey購買部協会指数=56.8(予想51.0 前回46.3)→ 予想と前回を大幅に上回り、カナダドル売りから買い戻しが強まる。
*** 発言・その他 ***
ノワイエ仏中銀総裁=①通常なら米金融政策との比較でユーロは下落するだろう、②ユーロ圏はデフレリスクの状況でなく、通常と違うが警戒レベルでもない。
米債務上限引き上げ法案=デフォルト回避に、2月下旬までに可決する必要があるが、米共和党は連邦債務上限引き上げで、付帯条件を求めるのかは未定で合意できず。
フィッチ=①3月の予測見直しで、新興国市場の混乱により一部の国で格付けを見直す可能性がある。②ユーロ圏のソブリン格付けは、格下げ圧力が弱まる。
投資家が慎重になっている理由=米量的緩和の縮小、インド、ブラジル、トルコ、インドネシアの選挙や、ウクライナ、タイの反政府デモ、エジプトの治安悪化と、多い。
岩田日銀副総裁=①2%の物価目標のシナリオは順調に継続、②市場の動揺は米国の緩和縮小ではなく、米中の経済指標が要因、③消費増税は可処分所得の低下へ、④新興国経済の弱さが日本の輸出低下へ影響。
*** 経済指標の結果 ***
◎9:30 AUD 12月 貿易収支=4.68億ドル(予想-3億豪ドル 前回-0.83←-1.18億豪ドル)、輸出=285.11億ドル、輸入=280.42億ドル→ 赤字予想に反して対中国貿易が過去最大の黒字に全体でも黒字となり、AUD買いの材料となる
◎9:30 AUD 12月 小売売上高=前月比0.5%(予想0.4% 11月予想0.7%)、第4四半期=前期比0.9%(予想1.2% 前回0.7%)→ 前月比は前回を下回るが、予想より強く、前期比は予想を下回るが前期よりも拡大。
◎9:30 AUD 第4四半期 NAB企業信頼感指数=前期比8(予想 第3四半期5 第2四半期-1)、企業景況感指数・現況=前期比-3(第3四半期-7 第2四半期-6)、3カ月先=6(第3四半期3 第2四半期3)、6ヵ月先=24(第3四半期26 第2四半期13)→ 共に強く、景況感指数は前回を大幅に上回り、2011年11月以来の黒字となり、約2年半ぶりの高水準で、AUD買いが強まる。
◎16:00 CHF 12月 貿易収支=5.03億スイス(予想9.65億スイス 前回20.33←21.12億スイス)
◎17:00 GBP 1月 ハリファックス住宅価格指数=前月比1.1%(予想1.0% 前回-0.6%)、3カ月前年に=7.3%(予想7.2% 前回7.5%)
◎20:00 GER 12月 鉱工業受注=前月比-0.5%(予想0.2% 前回2.4←2.1%)、前年比6.0%(予想 前回7.2←6.8%)→ 予想外の低下にEUR売りが強まる。
◎21:00 GBP BOE 金融政策発表=政策金利0.5%、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定、予想通り
◎21:45 EUR ECB 金融政策発表=政策金利0.25%、上限金利0.75%、下限金利0.0%の据え置きを決定、予想通り
◎22:30 USD 12月 貿易収支=-387億ドル(予想-361億ドル 前回-345.6←-342.5億ドル)→ 対中赤字は大幅縮小したが、輸出の減少に、予想より赤字額が拡大したことで第4四半期GDP(第4四半期GDPの輸出寄与度1.33%)が下方修正される可能性がでている。
◎22:30 USD 週間新規失業保険申請件数=33.1万件(予想33.5 前回35.1←34.8万件)→ 予想より失業者が減少、労働市場は堅調。
◎22:30 USD 第4四半期 非農業部門労働生産性=前期比3.2%(予想2.5% 前回3.6%)、労働単価=前期比-1.6%(予想-0.5% 前回-2.0%)→ 前期を下回ったが、予想を大幅に上回り、米経済の堅調な成長ペースが示された。
◎22:30 CAD 12月 貿易収支=-16.6億カナダドル(予想-7億カナダドル 前回-15.3←-9億カナダドル)→ 予想外のマイナス幅拡大にカナダドル売りが加速
◎0:00 CAD 1月 Ivey購買部協会指数=56.8(予想51.0 前回46.3)→ 予想と前回を大幅に上回り、カナダドル売りから買い戻しが強まる。
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