弱い米ADP民間雇用統計にもドル円は動ぜず底堅い。
ウクライナ情勢もやや落ち着きを取り戻し始め、円売りが強まっているが、中国のソーラー企業の上海超日太陽能科技のデフォルトを懸念した動きに、中国株や人民元は弱く、力強い円売りに至ってはいない。
今日は、豪州の GDP は強く、中国 HSBC サービス業 PMI も強く、ユーロ圏の総合・サービス業の PMI も速報値から上方修正され強く、ユーロ圏 GDP 改定値は速報値と変わらずだが、小売売上高は強く、いまのところ良い数字が目立っている。
これから米国市場に入り、米雇用統計(7 日金曜)の前哨戦ともいえる米 ADP 民間雇用統計が発表されたが、13.9万人(予想15.3万人 前回12.7←17.5万人)と、前回が下方修正され予想をも下回り、ドル売りが強まるが、USDJPYは102.30円台を割り込むこともなく、円クロスの売りに支えられ102.50円トライの動きへ。
これからの値動きは、米現物株の動きによって異なるが、102.50円のオプション絡みや厚い売りオーダーをこなしながら、円売りを継続できるのか? 午前零時のISM非製造業景況指数と合わせ、これらかの株価とともに重要な経済指標となっている。
2014年3月5日水曜日
3月5日(水曜) アジア市場の動き
3月5日(水曜) アジア市場の動き
****** 今までのポイント ******
前日の米国株の上昇に日経平均株価は上昇するも、中国初の社債デフォルト発生への懸念に中国株は下落。
USDJPYは102.10~30のレンジに収束で全く動けず、ただし102円台を維持していることはビット気味と判断。
豪GDPは前年比2.8%(予想2.6% 前回2.3%)と予想を上回り、AUDUSDは一時0.90直前まで上昇したが、鬼門の0.90台を達成できず、逆に0.8940割れまで値を下げる。しかし、これで暫くは豪中銀の金融緩和の可能性は弱まり、3日の中銀声明通り『金利の安定期間を設けることが最も賢明な判断』が続きそう。
****** 今までの発言・その他 ******
CNY 全人代=今年の目標値を発表、GDP7.5%と前年と同じに据え置く→ 市場には7.0%との予想もあり市場に安心感が広まる。CPI3.5%、財政赤字GDP比2.1%、小売売上高14.5%、国防費12.2%と増加傾向が続く。
CNY 中国人民銀行=人民銀行による介入を示す、国有銀行のドル買いが今週に入り減少へ→ USDCHNは緩やかな上昇を続ける
CNY 中国株下落=ソーラー企業の上海超日太陽能科技は、7日の期限までに8980万元(約15億円)の利払いが完全に行えない可能性が判明。
CNY 中国国家発展改革委員会=中国は高成長を追求せず、下限を割り込むことも認めず。
EUR トリシェ前ECB総裁=ECBはユーロ圏の低インフレを注視する必要がある。
JPY WSJ紙=来週10~11日の日銀金融政策決定会合では、輸出の伸び悩みが中心議題になる可能性があり、輸出見通し「を下方修正する可能性もある。
OTH ロシア中銀=ルーブル下落阻止で3日間で114億ドル相当の外貨売り・ルーブル買いの市場介入を実施。
USD ラッカー・リッチモンド連銀総裁=ウクライナ情勢を注視、米経済や商品相場に影響を及ぼす可能性がある。
****** これからの注目点 ******
17:50 FRN 2月 総合PMI・確報値=予想 速報値47.6、サービス業PMI・確報値=予想46.9 速報値46.9
17:55 GER 2月 総合PMI・確報値=予想 速報値51.7、サービス業PMI・確報値=予想55.4 速報値55.4
18:00 EUR 2月 総合PMI・確報値=予想52.7 速報値52.7、サービス業PMI・確報値=予想51.7 速報値51.7
18:30 GBP 2月 サービス業PMI=予想58.0 前回58.3
19:00 EUR 第4四半期GDP・改定値=前期比予想0.3% 速報値0.3%、前年比予想0.5% 速報値0.5%
19:00 EUR 1月 小売売上高=前月比予想1.0% 前回-1.6%、前年比予想 前回-1.0%
22:15 USD 2月 ADP民間雇用統計=予想15.3万人 前回17.5万人
0:00 CAD カナダ中銀金融政策発表=政策金利1.0%の据え置きを予想
0:00 USD 2月 ISM非製造業景況指数=予想54 前回54
4:00 USD 地区連銀経済報告書(ベージュブック)公表
****** 今までのイベントと経済指標の結果 ******
08:30 AUD 2月 Aigサービス業指数=55.2(予想 前回49.3)→ 予想を上回る
09:30 AUD 第4四半期GDP=前期比0.8%(予想0.7% 前回0.6%)、前年比2,8%(予想2.5% 前回2.3%)→ 予想外に強い数字となり、一時AUD買いが強まる。
10:45 CNY 2月 HSBCサービス業PMI=51.0(予想 前回50.7)→ 前回を上回る
****** ウクライナ情勢 ******
1 習近平中国国家主席=プーチン・ロシア大統領との電話会談で、政治的解決ができると確信。中国は緊張緩和に資する国際社会の提案と仲介の努力を支持。
2 オバマ米大統領=ロシアのウクライナへの介入はロシアの強さの象徴ではなく、ロシア近隣諸国がロシアによる干渉を警戒していることを反映。
3 ウクライナ情勢の悪化にも、欧州の天然ガス市場をロシアが牛耳る構造は変わらず。ロシアから欧州への天然ガスの供給は1/3がウクライナ経由。欧州の天然ガス需要の1/3をロシアが供給。
****** 今までのポイント ******
前日の米国株の上昇に日経平均株価は上昇するも、中国初の社債デフォルト発生への懸念に中国株は下落。
USDJPYは102.10~30のレンジに収束で全く動けず、ただし102円台を維持していることはビット気味と判断。
豪GDPは前年比2.8%(予想2.6% 前回2.3%)と予想を上回り、AUDUSDは一時0.90直前まで上昇したが、鬼門の0.90台を達成できず、逆に0.8940割れまで値を下げる。しかし、これで暫くは豪中銀の金融緩和の可能性は弱まり、3日の中銀声明通り『金利の安定期間を設けることが最も賢明な判断』が続きそう。
****** 今までの発言・その他 ******
CNY 全人代=今年の目標値を発表、GDP7.5%と前年と同じに据え置く→ 市場には7.0%との予想もあり市場に安心感が広まる。CPI3.5%、財政赤字GDP比2.1%、小売売上高14.5%、国防費12.2%と増加傾向が続く。
CNY 中国人民銀行=人民銀行による介入を示す、国有銀行のドル買いが今週に入り減少へ→ USDCHNは緩やかな上昇を続ける
CNY 中国株下落=ソーラー企業の上海超日太陽能科技は、7日の期限までに8980万元(約15億円)の利払いが完全に行えない可能性が判明。
CNY 中国国家発展改革委員会=中国は高成長を追求せず、下限を割り込むことも認めず。
EUR トリシェ前ECB総裁=ECBはユーロ圏の低インフレを注視する必要がある。
JPY WSJ紙=来週10~11日の日銀金融政策決定会合では、輸出の伸び悩みが中心議題になる可能性があり、輸出見通し「を下方修正する可能性もある。
OTH ロシア中銀=ルーブル下落阻止で3日間で114億ドル相当の外貨売り・ルーブル買いの市場介入を実施。
USD ラッカー・リッチモンド連銀総裁=ウクライナ情勢を注視、米経済や商品相場に影響を及ぼす可能性がある。
****** これからの注目点 ******
17:50 FRN 2月 総合PMI・確報値=予想 速報値47.6、サービス業PMI・確報値=予想46.9 速報値46.9
17:55 GER 2月 総合PMI・確報値=予想 速報値51.7、サービス業PMI・確報値=予想55.4 速報値55.4
18:00 EUR 2月 総合PMI・確報値=予想52.7 速報値52.7、サービス業PMI・確報値=予想51.7 速報値51.7
18:30 GBP 2月 サービス業PMI=予想58.0 前回58.3
19:00 EUR 第4四半期GDP・改定値=前期比予想0.3% 速報値0.3%、前年比予想0.5% 速報値0.5%
19:00 EUR 1月 小売売上高=前月比予想1.0% 前回-1.6%、前年比予想 前回-1.0%
22:15 USD 2月 ADP民間雇用統計=予想15.3万人 前回17.5万人
0:00 CAD カナダ中銀金融政策発表=政策金利1.0%の据え置きを予想
0:00 USD 2月 ISM非製造業景況指数=予想54 前回54
4:00 USD 地区連銀経済報告書(ベージュブック)公表
****** 今までのイベントと経済指標の結果 ******
08:30 AUD 2月 Aigサービス業指数=55.2(予想 前回49.3)→ 予想を上回る
09:30 AUD 第4四半期GDP=前期比0.8%(予想0.7% 前回0.6%)、前年比2,8%(予想2.5% 前回2.3%)→ 予想外に強い数字となり、一時AUD買いが強まる。
10:45 CNY 2月 HSBCサービス業PMI=51.0(予想 前回50.7)→ 前回を上回る
****** ウクライナ情勢 ******
1 習近平中国国家主席=プーチン・ロシア大統領との電話会談で、政治的解決ができると確信。中国は緊張緩和に資する国際社会の提案と仲介の努力を支持。
2 オバマ米大統領=ロシアのウクライナへの介入はロシアの強さの象徴ではなく、ロシア近隣諸国がロシアによる干渉を警戒していることを反映。
3 ウクライナ情勢の悪化にも、欧州の天然ガス市場をロシアが牛耳る構造は変わらず。ロシアから欧州への天然ガスの供給は1/3がウクライナ経由。欧州の天然ガス需要の1/3をロシアが供給。
3月5日(水曜)昨日、海外市場の動き
3月5日(水曜)昨日、海外市場の動き
***** 昨日のポイント *****
ロシア軍はクリミア半島での軍事演習を終了し、プーチン・ロシア大統領はクリミアの併合をまだ考えずと発言、緊張はやや緩和。ロシアが大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功との報道にも、欧州株の大幅上昇に続き、米株は1.5%超近く上昇し、S&Pは最高値を更新。原油と金価格は下落し、債券利回りは上昇。主要通貨では、欧州市場のドル売りの流れからドル買い戻しへと変化し、元の水準へ逆戻りしたが、ドル円は緩やかな上昇を継続。
黒田日銀総裁の「円キャリー取引を増加させるモメンタムがある」、伊藤東京大学大学院教授の「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は国内債の保有比率を52%にまで直ぐに落とせる」との発言も、円売り材料。
***** ウクライナ情勢の軟化*****
1 プーチン大統領が軍事演習の部隊へ帰還指令を発令。インタファックス通信=ロシアはクリミア半島での軍事演習を予定通り終了した。
2 チュルキン・ロシア国連大使=国連安全保障理事会で、プーチン大統領はウクライナでの軍事行動でまだ決定を下していない
3 ケリー米国務長官=数日以内に対ロシア制裁措置と、ウクライナに10億ドル融資保証の供与を取る用意を発表
4 プーチン・ロシア大統領=ウクライナの現状は違法なクーデターで、ヤヌコビッチ前ウクライナ大統領は合法的な指導者。クリミア半島への武力行使は最後の選択肢で現時点では必要ない。クリミアでの分離主義的動きを挑発するつもりない。ロシアはウクライナ南部のクリミアの併合を考えてはいない。
5 ラブロフ・ロシア外相=ウクライナはすべてのウクライナ人によって樹立される政府が必要。
6 セルゲイ・グラジエフ大統領補佐官=米国がロシアに制裁を科せば、外貨準備からドルを外し、米銀に対する融資返済を拒否。
7 プーチン・ロシア大統領=ウクライナ支援でIMFと協力する意向を示す。
***** 発言・その他 *****
1. 黒田日銀総裁=円キャリー取引を増加させるモメンタムがある。
2. 伊藤東京大学大学院教授=年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は国内債の保有比率を52%にまで直ぐに落とせる。
3. バーナンキ前FRB議長=米GDPが3.0%近くに成長する良い理由がある。住宅市場の回復も寄与し米経済は改善の兆しがある。日本ではアベノミクスが奏功していくらか力強さが出ている。米経済は力強さをやや増している。欧州は本来あるべき状況からはまだ程遠いが、それでも改善し、力強さを増してきている。(ナショナル・バンク・オブ・アブダビ主催の今回の講演会で、バーナンキ氏の講演料は25万ドルと推測されている)
4. 米予算教書=米経済の回復は持続的で、心強い兆しが業界を超えて表れている。2015年会計年度の予算教書は財政赤字を今後10年で5.3兆ドル削減へ。 今年の経済成長見通しは、GDP3.1%(2005年以来の高水準)、失業率6.4%。
5. PIMCOのグロース氏=中銀が緩和政策の効果を投資家に納得させることができれば、将来的にリスク資産の高リターンが見込まれる。
6. ロシア=大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功。
***** 主な経済指標・その他の結果 *****
9:30 AUD 第4四半期 経常収支=-101億豪ドル(予想-100億豪ドル 前回-127億豪ドル)→ 予想とほぼ変わらず、前回よりも赤字額が縮小
9:30 AUD 1月 住宅建設許可= 前月比6.8%(予想2.0% 前回-1.3←-2.9%)、前年比34.6%(予想24.0% 前回22.5←21.8%)→ 予想を大幅に上回る伸び率で、前月比は昨年9月以来の伸び率
12:30 AUD 豪中銀金融政策発表=政策金利2.5%の据え置きを決定、予想通り。
18:30 GBP 2月 建設業PMI=62.6(予想63.6 前回64.6)→ 予想と前回を下回る
19:00 EUR 1月 生産者物価指数=前月比-0.3%(予想-0.1% 前回0.2%)、前年比-1.4%(予想-1.3% 前回-0.8%)
***** 今日発表の主な経済指標・その他 *****
8:30 AUD 2月 Aigサービス業指数=予想 前回49.3
9:30 AUD 第4四半期GDP=前期比予想0.7% 前回0.6%、前年比予想2.5% 前回2.3%
10:45 CNY 2月 HSBCサービス業PMI=予想 前回50.7
17:50 FRN 2月 総合PMI・確報値=予想 速報値47.6、サービス業PMI・確報値=予想46.9 速報値46.9
17:55 GER 2月 総合PMI・確報値=予想 速報値51.7、サービス業PMI・確報値=予想55.4 速報値55.4
18:00 EUR 2月 総合PMI・確報値=予想52.7 速報値52.7、サービス業PMI・確報値=予想51.7 速報値51.7
18:30 GBP 2月 サービス業PMI=予想58.0 前回58.3
19:00 EUR 第4四半期GDP・改定値=前期比予想0.3% 速報値0.3%、前年比予想0.5% 速報値0.5%
19:00 EUR 1月 小売売上高=前月比予想1.0% 前回-1.6%、前年比予想 前回-1.0%
22:15 USD 2月 ADP民間雇用統計=予想15.3万人 前回17.5万人
0:00 CAD カナダ中銀金融政策発表=政策金利1.0%の据え置きを予想
0:00 USD 2月 ISM非製造業景況指数=予想54 前回54
4:00 USD 地区連銀経済報告書(ベージュブック)公表
CNY 中国 全国人民代表大会(全人代)開幕
***** 昨日のポイント *****
ロシア軍はクリミア半島での軍事演習を終了し、プーチン・ロシア大統領はクリミアの併合をまだ考えずと発言、緊張はやや緩和。ロシアが大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功との報道にも、欧州株の大幅上昇に続き、米株は1.5%超近く上昇し、S&Pは最高値を更新。原油と金価格は下落し、債券利回りは上昇。主要通貨では、欧州市場のドル売りの流れからドル買い戻しへと変化し、元の水準へ逆戻りしたが、ドル円は緩やかな上昇を継続。
黒田日銀総裁の「円キャリー取引を増加させるモメンタムがある」、伊藤東京大学大学院教授の「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は国内債の保有比率を52%にまで直ぐに落とせる」との発言も、円売り材料。
***** ウクライナ情勢の軟化*****
1 プーチン大統領が軍事演習の部隊へ帰還指令を発令。インタファックス通信=ロシアはクリミア半島での軍事演習を予定通り終了した。
2 チュルキン・ロシア国連大使=国連安全保障理事会で、プーチン大統領はウクライナでの軍事行動でまだ決定を下していない
3 ケリー米国務長官=数日以内に対ロシア制裁措置と、ウクライナに10億ドル融資保証の供与を取る用意を発表
4 プーチン・ロシア大統領=ウクライナの現状は違法なクーデターで、ヤヌコビッチ前ウクライナ大統領は合法的な指導者。クリミア半島への武力行使は最後の選択肢で現時点では必要ない。クリミアでの分離主義的動きを挑発するつもりない。ロシアはウクライナ南部のクリミアの併合を考えてはいない。
5 ラブロフ・ロシア外相=ウクライナはすべてのウクライナ人によって樹立される政府が必要。
6 セルゲイ・グラジエフ大統領補佐官=米国がロシアに制裁を科せば、外貨準備からドルを外し、米銀に対する融資返済を拒否。
7 プーチン・ロシア大統領=ウクライナ支援でIMFと協力する意向を示す。
***** 発言・その他 *****
1. 黒田日銀総裁=円キャリー取引を増加させるモメンタムがある。
2. 伊藤東京大学大学院教授=年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は国内債の保有比率を52%にまで直ぐに落とせる。
3. バーナンキ前FRB議長=米GDPが3.0%近くに成長する良い理由がある。住宅市場の回復も寄与し米経済は改善の兆しがある。日本ではアベノミクスが奏功していくらか力強さが出ている。米経済は力強さをやや増している。欧州は本来あるべき状況からはまだ程遠いが、それでも改善し、力強さを増してきている。(ナショナル・バンク・オブ・アブダビ主催の今回の講演会で、バーナンキ氏の講演料は25万ドルと推測されている)
4. 米予算教書=米経済の回復は持続的で、心強い兆しが業界を超えて表れている。2015年会計年度の予算教書は財政赤字を今後10年で5.3兆ドル削減へ。 今年の経済成長見通しは、GDP3.1%(2005年以来の高水準)、失業率6.4%。
5. PIMCOのグロース氏=中銀が緩和政策の効果を投資家に納得させることができれば、将来的にリスク資産の高リターンが見込まれる。
6. ロシア=大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功。
***** 主な経済指標・その他の結果 *****
9:30 AUD 第4四半期 経常収支=-101億豪ドル(予想-100億豪ドル 前回-127億豪ドル)→ 予想とほぼ変わらず、前回よりも赤字額が縮小
9:30 AUD 1月 住宅建設許可= 前月比6.8%(予想2.0% 前回-1.3←-2.9%)、前年比34.6%(予想24.0% 前回22.5←21.8%)→ 予想を大幅に上回る伸び率で、前月比は昨年9月以来の伸び率
12:30 AUD 豪中銀金融政策発表=政策金利2.5%の据え置きを決定、予想通り。
18:30 GBP 2月 建設業PMI=62.6(予想63.6 前回64.6)→ 予想と前回を下回る
19:00 EUR 1月 生産者物価指数=前月比-0.3%(予想-0.1% 前回0.2%)、前年比-1.4%(予想-1.3% 前回-0.8%)
***** 今日発表の主な経済指標・その他 *****
8:30 AUD 2月 Aigサービス業指数=予想 前回49.3
9:30 AUD 第4四半期GDP=前期比予想0.7% 前回0.6%、前年比予想2.5% 前回2.3%
10:45 CNY 2月 HSBCサービス業PMI=予想 前回50.7
17:50 FRN 2月 総合PMI・確報値=予想 速報値47.6、サービス業PMI・確報値=予想46.9 速報値46.9
17:55 GER 2月 総合PMI・確報値=予想 速報値51.7、サービス業PMI・確報値=予想55.4 速報値55.4
18:00 EUR 2月 総合PMI・確報値=予想52.7 速報値52.7、サービス業PMI・確報値=予想51.7 速報値51.7
18:30 GBP 2月 サービス業PMI=予想58.0 前回58.3
19:00 EUR 第4四半期GDP・改定値=前期比予想0.3% 速報値0.3%、前年比予想0.5% 速報値0.5%
19:00 EUR 1月 小売売上高=前月比予想1.0% 前回-1.6%、前年比予想 前回-1.0%
22:15 USD 2月 ADP民間雇用統計=予想15.3万人 前回17.5万人
0:00 CAD カナダ中銀金融政策発表=政策金利1.0%の据え置きを予想
0:00 USD 2月 ISM非製造業景況指数=予想54 前回54
4:00 USD 地区連銀経済報告書(ベージュブック)公表
CNY 中国 全国人民代表大会(全人代)開幕
2014年3月4日火曜日
3月4日(火曜) 欧州市場の動き
3月4日(火曜) 欧州市場の動き
****** ポイント ******
ロシア軍はクリミア半島での軍事演習を終了し、プーチン・ロシア大統領はクリミアの併合をまだ考えずと発言、張りつめた緊張はやや緩み、欧州株は大幅上昇。ユーロストックス50は2%超の上昇、円とドルは主要国で全面安、原油と金価格は下落し、債券利回りは上昇し、昨日の流れは一変。
黒田日銀総裁の「円キャリー取引を増加させるモメンタムがある」、伊藤東京大学大学院教授の「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は国内債の保有比率を52%にまで直ぐに落とせる」との発言も、円売り材料となり、USDJPYは102円直前まで上昇。
USDJPYの予想
1時間チャートでは、引き続き上限を超えられず102円台の売りに上値を抑えられているが、米現物株が強くなると上値を試し102.20円近くまで上昇する可能性が高くなっている。
レンジ予想は101.70円~102.20円。
****** 発言・その他 ******
1. 黒田日銀総裁=円キャリー取引を増加させるモメンタムがある。
2. 伊藤東京大学大学院教授=年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は国内債の保有比率を52%にまで直ぐに落とせる。
3. バーナンキ前FRB議長=米GDPが3.0%近くに成長する良い理由がある。
****** ウクライナ情勢 ******
1 プーチン大統領が軍事演習の部隊へ帰還指令を発令。インタファックス通信=ロシアはクリミア半島での軍事演習を予定通り終了した。
2 チュルキン・ロシア国連大使=国連安全保障理事会で、プーチン大統領はウクライナでの軍事行動でまだ決定を下していない
3 ケリー米国務長官=数日以内に対ロシア制裁措置と、ウクライナに10億ドル融資保証の供与を取る用意を発表
4 プーチン・ロシア大統領=ウクライナの現状は違法なクーデターで、ヤヌコビッチ前ウクライナ大統領は合法的な指導者。クリミア半島への武力行使は最後の選択肢で現時点では必要ない。クリミアでの分離主義的動きを挑発するつもりない。ロシアはウクライナ南部のクリミアの併合を考えてはいない。
5 ラブロフ・ロシア外相=ウクライナはすべてのウクライナ人によって樹立される政府が必要。
6 セルゲイ・グラジエフ大統領補佐官=米国がロシアに制裁を科せば、外貨準備からドルを外し、米銀に対する融資返済を拒否。
****** イベントと経済指標の結果 ******
オバマ米大統領、予算教書を発表(一部は翌週発表の予定)は注目材料。
18:30 GBP 2月 建設業PMI=62.6(予想63.6 前回64.6)→ 予想と前回を下回る
19:00 EUR 1月 生産者物価指数=前月比-0.3%(予想-0.1% 前回0.2%)、前年比-1.4%(予想-1.3% 前回-0.8%)
****** ポイント ******
ロシア軍はクリミア半島での軍事演習を終了し、プーチン・ロシア大統領はクリミアの併合をまだ考えずと発言、張りつめた緊張はやや緩み、欧州株は大幅上昇。ユーロストックス50は2%超の上昇、円とドルは主要国で全面安、原油と金価格は下落し、債券利回りは上昇し、昨日の流れは一変。
黒田日銀総裁の「円キャリー取引を増加させるモメンタムがある」、伊藤東京大学大学院教授の「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は国内債の保有比率を52%にまで直ぐに落とせる」との発言も、円売り材料となり、USDJPYは102円直前まで上昇。
USDJPYの予想
1時間チャートでは、引き続き上限を超えられず102円台の売りに上値を抑えられているが、米現物株が強くなると上値を試し102.20円近くまで上昇する可能性が高くなっている。
レンジ予想は101.70円~102.20円。
****** 発言・その他 ******
1. 黒田日銀総裁=円キャリー取引を増加させるモメンタムがある。
2. 伊藤東京大学大学院教授=年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は国内債の保有比率を52%にまで直ぐに落とせる。
3. バーナンキ前FRB議長=米GDPが3.0%近くに成長する良い理由がある。
****** ウクライナ情勢 ******
1 プーチン大統領が軍事演習の部隊へ帰還指令を発令。インタファックス通信=ロシアはクリミア半島での軍事演習を予定通り終了した。
****** イベントと経済指標の結果 ******
オバマ米大統領、予算教書を発表(一部は翌週発表の予定)は注目材料。
18:30 GBP 2月 建設業PMI=62.6(予想63.6 前回64.6)→ 予想と前回を下回る
19:00 EUR 1月 生産者物価指数=前月比-0.3%(予想-0.1% 前回0.2%)、前年比-1.4%(予想-1.3% 前回-0.8%)
3月4日(火曜) アジア市場の動き
3月4日(火曜) アジア市場の動き
****** 今までのポイント ******
◎豪中銀理事会では、予想通り政策金利2.5%の据え置きを決定、追加緩和の示唆の文言はなくAUD買いへ、豪ドル相場は歴史的にみて高水準にAUD売りへと変化し、上下におおよそ30ポイント変動後、水準はあまり変わらず。
注目すべきは「金利の安定期間を設けることが最も賢明な判断」とあり、暫くは様子見ムードが高まる可能性が強く、AUDUSDは、新たな0.91台への変動や、先の安値となる0.8650を割り込む下落も、予想外の変動材料が現れなければ、考えにくくなっている。
結果として、AUDJPYのポジションは、USDJPY相場の影響度が高まると思われ、USDJPY=100.50円~103.00円のレンジ、AUDUSD=0.8850~0.9080を想定しながら、AUDJPYは1月16日以降、83.00円を何度となくトライしながらも、失敗。この水準を超えることができるまでは、AUDの強気ムードも盛り上がらない。
◎ウクライナ情勢はプーチン大統領が軍事演習の部隊へ基地への帰投を発令したことで、軍事衝突の可能性が夜回り予想外に落ち着き、日経平均株価は上昇、上海株の小幅下落を除けば、総じて上昇傾向が続いている。為替市場でもリスクオフの流れの巻き戻しが早くも表れ、円売りとドル売り、主要通貨の買い戻しが強まっている。
****** 今までのイベントと経済指標の結果 ******
豪中銀理事会=政策金利2.50%の据え置きを決定。スティーブンス総裁声明=金利の安定期間を設けることが最も賢明な判断。労働需要はなお弱く、ピークはまだで失業率 は上昇し続けると予想。低金利と豪ドル安に支えられ成長は加速する見通し。豪ドル相場は歴史的に見て高水準。豪ドルの下落がバランス取れた成長を支援。インフレ率は2年間2.0~3.0%の目標に沿う水準へ。
⇒ 声明の発表に
豪州発の経済指標は良好=豪第4四半期経常収支=-101億豪ドル(予想-100億豪ドル 第3四半期-127億豪ドル)と、予想とほぼ変わらず、前回よりも赤字額が縮小。豪住宅建設許可= 前月比6.8%(予想2.0% 前回-1.3←-2.9%)、前年比34.6%(予想24.0% 前回22.5←21.8%)→ 予想を大幅に上回る伸び率で、前月比は昨年9月以来の伸び率。
****** 今までのポイント ******
◎豪中銀理事会では、予想通り政策金利2.5%の据え置きを決定、追加緩和の示唆の文言はなくAUD買いへ、豪ドル相場は歴史的にみて高水準にAUD売りへと変化し、上下におおよそ30ポイント変動後、水準はあまり変わらず。
注目すべきは「金利の安定期間を設けることが最も賢明な判断」とあり、暫くは様子見ムードが高まる可能性が強く、AUDUSDは、新たな0.91台への変動や、先の安値となる0.8650を割り込む下落も、予想外の変動材料が現れなければ、考えにくくなっている。
結果として、AUDJPYのポジションは、USDJPY相場の影響度が高まると思われ、USDJPY=100.50円~103.00円のレンジ、AUDUSD=0.8850~0.9080を想定しながら、AUDJPYは1月16日以降、83.00円を何度となくトライしながらも、失敗。この水準を超えることができるまでは、AUDの強気ムードも盛り上がらない。
◎ウクライナ情勢はプーチン大統領が軍事演習の部隊へ基地への帰投を発令したことで、軍事衝突の可能性が夜回り予想外に落ち着き、日経平均株価は上昇、上海株の小幅下落を除けば、総じて上昇傾向が続いている。為替市場でもリスクオフの流れの巻き戻しが早くも表れ、円売りとドル売り、主要通貨の買い戻しが強まっている。
****** 今までのイベントと経済指標の結果 ******
豪中銀理事会=政策金利2.50%の据え置きを決定。スティーブンス総裁声明=金利の安定期間を設けることが最も賢明な判断。労働需要はなお弱く、ピークはまだで失業率 は上昇し続けると予想。低金利と豪ドル安に支えられ成長は加速する見通し。豪ドル相場は歴史的に見て高水準。豪ドルの下落がバランス取れた成長を支援。インフレ率は2年間2.0~3.0%の目標に沿う水準へ。
⇒ 声明の発表に
豪州発の経済指標は良好=豪第4四半期経常収支=-101億豪ドル(予想-100億豪ドル 第3四半期-127億豪ドル)と、予想とほぼ変わらず、前回よりも赤字額が縮小。豪住宅建設許可= 前月比6.8%(予想2.0% 前回-1.3←-2.9%)、前年比34.6%(予想24.0% 前回22.5←21.8%)→ 予想を大幅に上回る伸び率で、前月比は昨年9月以来の伸び率。
2014年3月2日日曜日
週末の情勢による、週明けの為替相場の変化
週末の情勢による、週明けの為替相場の変化
『弱い中国製造業PMIと、ロシアのウクライナ軍事介入』
3月1日(土曜)に発表された、2月の中国国家統計局の製造業PMI・速報値は50.2と1月50.5よりも弱く、8カ月ぶりの低水準で、昨年11月から前月より低下傾向が続いている。この影響は、関連性の強い豪ドルにとってマイナス材料で、週明けのオセアニア市場で豪ドル売りから始まる可能性が高くなっている。
通常、この一つの経済指標だけでは、長続きしないことが多いが、月曜日には中国の国家統計局の非製造業PMIと、HSBCの製造業PMIと、新たに二つの景況感を示す経済指標が発表される。最近の中国経済の軟化を再確認することができるのか? この二つの指標の指標次第となるが、市場では弱い数字の予想が多く、豪ドルのポジションメークには注意が必要。
ロシア上院は、プーチン大統領が提案したウクライナへの軍事介入を承認した。実際には既にクリミア自治共和国の一部を占拠しており、ウクライナ政府は軍事侵略を非難し、国連でもロシアと米国が対立している。
地政学的リスクからは、ユーロが一番影響を受けることになるが、ウクライナ情勢が緊迫化してからも、EURUSDは上昇していることで、このセオリーはあまりあてにならない。
逆に最近の円相場からは、中国人民元安と株安、そして、ロシア情勢の緊迫化が円買い戻しの材料に使われている傾向にある。
円相場の週明けは、仮に弱い中国経済使用と、仮にロシアの積極的なウクライナへの軍事侵略共なれば、円買いが強まる可能性も出てくる。もちろん、この逆の現象では円売り方向が強まることも気にとめておきたい。
『弱い中国製造業PMIと、ロシアのウクライナ軍事介入』
3月1日(土曜)に発表された、2月の中国国家統計局の製造業PMI・速報値は50.2と1月50.5よりも弱く、8カ月ぶりの低水準で、昨年11月から前月より低下傾向が続いている。この影響は、関連性の強い豪ドルにとってマイナス材料で、週明けのオセアニア市場で豪ドル売りから始まる可能性が高くなっている。
通常、この一つの経済指標だけでは、長続きしないことが多いが、月曜日には中国の国家統計局の非製造業PMIと、HSBCの製造業PMIと、新たに二つの景況感を示す経済指標が発表される。最近の中国経済の軟化を再確認することができるのか? この二つの指標の指標次第となるが、市場では弱い数字の予想が多く、豪ドルのポジションメークには注意が必要。
ロシア上院は、プーチン大統領が提案したウクライナへの軍事介入を承認した。実際には既にクリミア自治共和国の一部を占拠しており、ウクライナ政府は軍事侵略を非難し、国連でもロシアと米国が対立している。
地政学的リスクからは、ユーロが一番影響を受けることになるが、ウクライナ情勢が緊迫化してからも、EURUSDは上昇していることで、このセオリーはあまりあてにならない。
逆に最近の円相場からは、中国人民元安と株安、そして、ロシア情勢の緊迫化が円買い戻しの材料に使われている傾向にある。
円相場の週明けは、仮に弱い中国経済使用と、仮にロシアの積極的なウクライナへの軍事侵略共なれば、円買いが強まる可能性も出てくる。もちろん、この逆の現象では円売り方向が強まることも気にとめておきたい。
今週の経済指標・発言から(3月3日~7日)
今週の経済指標・発言から(3月3日~7日)
今週もイベントは多く、来週まつからは米国はサマータイムに突入する。
◎中国関係では
3月1日に発表された、中国国家統計局PMI・速報値は50.2(予想50.1 前回50.5)と中国経済の弱いスローダウンが続いており、3月3日(月曜)の国家統計局非製造業PMIと、HSBC製造業PMIも前回を下回る予想が続いている。また、週末のことになるが、3月8~9日(土・日曜)に中国貿易収支、消費者物価指数、生産者物価指数の発表が控えている。
3月5日(水曜) 全人代が始まる。中国政府は人民元安誘導で輸出の促進を計っていると思われ、最近の人民元相場は過去に例のもない下落を続けている。中国商務省は、WTOの未確定値を持ち出し、2013年に中国はモノと貿易量は世界一位となったと強調している。
この、3月5日から始まる全人代の動きが中国人民元相場に与える影響は大きく、引いては豪ドルや新興国市場へも影響を及ぼす可能性があり、発表報道には要注意。
◎金融政策では
3月4日(火曜)に、豪中銀は政策金利2.5%の据え置くことは固いと思われる。前回2月4日の理事会でAUD買い戻しへと大きな変更があり、四半期金融報告で「GDPとインフレ予想」を引き上げ、議事録も「一定期間の金利安定が最も賢明な路線」とあり、当時と為替水準はあまり変わっていない。
3月5日(水曜)に、カナダ中銀は政策金利1.0%の据え置くと思われる。2月には理事会はなく1月22日以降、初めての開催となるが「次回の行動は利下げ・利上げ」と両サイドの可能性を示唆したが、以前ほど利下げのリスクは強くなくなっている。
3月6日(木曜)に、BOEは政策金利0.5%と資産買入枠3750億ポンドを据え置くことは固いと思われる。カーニーBOE総裁や政策委員の発言でも、市場の早期利上げ観測を否定し、緩和策の継続を長期間継続するとの意見が多い。
3月5日(木曜)に、ECB理事会も開催され、政策金利0.25%、上限金利0.75%、下限金利0.0%の据え置きが予想される。28日のユーロ圏消費者物価・速報値は前年比0.8%(前回0.7%)、コア前年比1.0%(前回0.8%)と上昇傾向を示し、利下げや追加の緩和策の期待感は弱まっている。その後のドラギECB総裁の記者会見は目が離せない。
◎景況感を表す発表は多い
3月3日(月曜)は、中国の他に、スイス(SVM製造業PMI)、フランス・ドイツを含むユーロ圏(製造業PMI)、英国(製造業PMI)、米国(ISM製造業、製造業PMI)。
3月5日(水曜)は、中国の他に、フランス・ドイツを含むユーロ圏(総合・サービス業PMI)、英国(サービス業PMI)、米国(ISM非製造業)。
3月6日(木曜)は、カナダ(Ivey購買部協会指数)など多くが控えている。
◎主要な経済市場も多い
3月3日(月曜)は、米国(個人所得・個人消費支出)。
3月5日(水曜)は、豪州とユーロ圏(第4四半期GDP)、ユーロ圏(小売売上高)米国(ADP民間雇用統計)。
3月6日(木曜)は、豪数(小売売上高と貿易収支)、米国(新規失業保険申請圏すと、非農業部門労働生産性・単位労働コスト)。
3月7日(金曜)は、カナダと米国(雇用統計と貿易収支)。
◎要人発言やその他では
3月3日(月曜)は、ドラギECB総裁の議会証言(欧州議会)
3月4日(火曜)は、ブッシュ米大統領の予算教書発表
3月5日(水曜)は、中国全人代開幕、ベージュブック。
今週もイベントは多く、来週まつからは米国はサマータイムに突入する。
◎中国関係では
3月1日に発表された、中国国家統計局PMI・速報値は50.2(予想50.1 前回50.5)と中国経済の弱いスローダウンが続いており、3月3日(月曜)の国家統計局非製造業PMIと、HSBC製造業PMIも前回を下回る予想が続いている。また、週末のことになるが、3月8~9日(土・日曜)に中国貿易収支、消費者物価指数、生産者物価指数の発表が控えている。
3月5日(水曜) 全人代が始まる。中国政府は人民元安誘導で輸出の促進を計っていると思われ、最近の人民元相場は過去に例のもない下落を続けている。中国商務省は、WTOの未確定値を持ち出し、2013年に中国はモノと貿易量は世界一位となったと強調している。
この、3月5日から始まる全人代の動きが中国人民元相場に与える影響は大きく、引いては豪ドルや新興国市場へも影響を及ぼす可能性があり、発表報道には要注意。
◎金融政策では
3月4日(火曜)に、豪中銀は政策金利2.5%の据え置くことは固いと思われる。前回2月4日の理事会でAUD買い戻しへと大きな変更があり、四半期金融報告で「GDPとインフレ予想」を引き上げ、議事録も「一定期間の金利安定が最も賢明な路線」とあり、当時と為替水準はあまり変わっていない。
3月5日(水曜)に、カナダ中銀は政策金利1.0%の据え置くと思われる。2月には理事会はなく1月22日以降、初めての開催となるが「次回の行動は利下げ・利上げ」と両サイドの可能性を示唆したが、以前ほど利下げのリスクは強くなくなっている。
3月6日(木曜)に、BOEは政策金利0.5%と資産買入枠3750億ポンドを据え置くことは固いと思われる。カーニーBOE総裁や政策委員の発言でも、市場の早期利上げ観測を否定し、緩和策の継続を長期間継続するとの意見が多い。
3月5日(木曜)に、ECB理事会も開催され、政策金利0.25%、上限金利0.75%、下限金利0.0%の据え置きが予想される。28日のユーロ圏消費者物価・速報値は前年比0.8%(前回0.7%)、コア前年比1.0%(前回0.8%)と上昇傾向を示し、利下げや追加の緩和策の期待感は弱まっている。その後のドラギECB総裁の記者会見は目が離せない。
◎景況感を表す発表は多い
3月3日(月曜)は、中国の他に、スイス(SVM製造業PMI)、フランス・ドイツを含むユーロ圏(製造業PMI)、英国(製造業PMI)、米国(ISM製造業、製造業PMI)。
3月5日(水曜)は、中国の他に、フランス・ドイツを含むユーロ圏(総合・サービス業PMI)、英国(サービス業PMI)、米国(ISM非製造業)。
3月6日(木曜)は、カナダ(Ivey購買部協会指数)など多くが控えている。
◎主要な経済市場も多い
3月3日(月曜)は、米国(個人所得・個人消費支出)。
3月5日(水曜)は、豪州とユーロ圏(第4四半期GDP)、ユーロ圏(小売売上高)米国(ADP民間雇用統計)。
3月6日(木曜)は、豪数(小売売上高と貿易収支)、米国(新規失業保険申請圏すと、非農業部門労働生産性・単位労働コスト)。
3月7日(金曜)は、カナダと米国(雇用統計と貿易収支)。
◎要人発言やその他では
3月3日(月曜)は、ドラギECB総裁の議会証言(欧州議会)
3月4日(火曜)は、ブッシュ米大統領の予算教書発表
3月5日(水曜)は、中国全人代開幕、ベージュブック。
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