2014年2月22日土曜日

2月22日(土曜)昨日 海外市場の動き(22日午前6時現在)

2月22日(土曜)昨日 海外市場の動き(22日午前6時現在)

***** 昨日の注目点 *****

日本の株高にクロスを含め円売りの流れが続き、欧州では予想外に悪化した英小売売上高に、ポンドが一時急落したものの、逆に底堅さが確認され堅調に推移。

ウクライナ情勢では、政府代表者とヤヌコビッチ大統領が平和合意文書に署名し、事態の修復期待に、ユーロとポンドの買いが強まる。

シドニーG20(21~23日)では、金融正常化を強める先進国と、継続を求める新興国との意見相違の溝が埋まらず、豪ドルとNZDドルは弱い。

カナダの小売売上高は弱く、逆に同時間に発表された、消費者物価指数が強く、USDCADは上下変動しながら、最高値から逆に下落(カナダドル買い)へと変化。

米国の中古住宅販売が予想外に悪く、EURUSD1.3750台とGBPUSD1.6720台に上昇、ドル売りのピークを迎え、ロンドンフィキシング過ぎからは逆に、ドル買い戻しが強まりる。逆に、ドル円は102.80円台を2度トライし失敗。

GBPUSDは1.6610台の安値圏へ逆戻りし、EURUSDは上昇スタート時の1.3720を維持し底堅く推移、USDJPYは102.50円近くまで値を下げ、AUDUSDとNZDUSDは安値圏で推移。


***** 昨日の主な発言・出来事 *****

◎ブラード・セントルイス連銀総裁=米経済は堅調に推移し、FRBは緩和縮小を継続。
◎フィッシャー・ダラス連銀総裁=FRBは十分過ぎる緩和的な状況を提供ており、緩和縮小を続ける。
◎ウクライナ情勢=政府代表者とヤヌコビッチ大統領が平和合意文書に署名。大統領の権限を制限する憲法を改正し、2004年の状態に回帰させる法案が議会で可決。
◎ショイブレ独財務相=新興国は経済の構造改革路線を続けるべき。
◎ルー米財務長官=新興国に構造改革を要請。新興国が先進国へ金融政策を批判していることに反論し、新興国の経済問題の多くは国内に原因がある。日本・中国・欧州に内需の拡大を要請。
◎黒田日銀総裁=異次元の金融緩和からの出口戦略は、時期尚早。
◎麻生財務相=日本の財政は非常事態で極めて厳しいい状況にある。世界経済は穏やかに回復し、輸出は次第に持ち直すことを期待。
◎ECD・2014年版「成長に向けて」=「世界経済は、低成長と高失業率のリスクに直面する恐れ、G20の財務相は生産性の伸びを高める方法を見つける必要がある」。世界金融危機の後遺症で改革の勢いが弱まった。危機後の労働生産性の低下は、新たな低成長の始まりを示唆。先進国の懸念は新興国へと波及し、多くの国で高失業率、労働参加率の低下が深刻化している。解決策は、規制緩和による競争力促進、貿易・投資の門戸開放、税制改革。
◎UBSは今年の金相場の見通しを引き上げる=1カ月予想1180ドル→1280ドル、3カ月予想1100ドル→1350ドル、平均値1200→1300ドル、2015年1200ドルと据え置く。投資家の投資姿勢の変化、資産の逃避先としての需要拡大、アジアの消費増加が理由。
◎S&P=ウクライナは大きな変化がなければデフォルトのリスクもある。ウクライナの格付けを「CCC+」→「CCC」に引き下げた。


***** 経済指標の結果 *****

◎8:50 JPY 日銀金融政策決定会合議事要旨(1月22日分)
◎18:30 GBP 1月 小売売上高=前月比-1.5%(予想-1.0% 前回2.5←2.6%)、前年比4.3%(予想5.4% 前回5.3%)→ 予想外にマイナス幅が拡大し一時ポンド売りが強まる
◎22:30 CAD 12月 小売売上高=前月比-1.8%(予想-0.5% 前回0.5←0.6%)、除く自動車前月比-1.4%(予想-0.1% 前回0.3←0.4%)→ 予想外にマイナス幅が拡大し、一時カナダドル売りが強まる
◎22:30 CAD 1月 消費者物価指数=前月比0.3%(予想0.1% 前回-0.2%)、前年比1.5%(予想1.3% 前回1.3%)、コア前月比0.2%(予想0.1% 前回-0.4%)、前年比1.4%(予想1.3% 前回1.3%)→ 予想外に上昇し、カナダドル売りの材料となる
◎0:00 USD 1月 全米リアルター協会中古住宅販売=前月比-5.1%(予想-2.5% 前回0.8←1%)、462万件(予想475万件 前回487万件)→ 予想外に減少幅が拡大し、2012年7月以来の低水準

2014年2月21日金曜日

2月21日(金曜) 欧州市場の動き

2月21日(金曜) 欧州市場の動き

変動要因は英小売売上高だけ
材料の乏しい中で、発表された英小売売上高は、前月比-0.5%(予想-1.0% 前回2.5%)と、予想外のマイナス幅になったことで、投機的な売りが加速し、一時1.6680台→1.6610台へ急落しものの値を戻し、結局は短期的な値動きに止まり、他の主要国通貨も狭いレンジ相場が続いています。

期待の持てない、シドニーG20
今日から、シドニーで開催されるG20に関して、FRBの緩和縮小が波紋を広げている。資金流出が続く新興国は、緩和縮小を決めた先進国が悪いといい、インフレの懸念を危惧する先進国は、新興国の固有の問題で、先進国はいずれ金融政策の正常化が必要と言う。

米国は「新興国の経済問題は国内に原因ある」、ショイブレ独財務相は「他国へ協力を求めるより、自国の問題を解決すべき」と言い、黒田日銀総裁は「根本的には成長率の低下が問題」と言うなど、これでは、確たる合意や結論を期待することはで気ににくい。いつもながら、G20は多くを期待してはいけない会合のイメージが定着化している。



***** 発言その他 *****

◎ショイブレ独財務相=新興国は経済の構造改革路線を続けるべき。
◎ルー米財務長官=新興国に構造改革を要請。新興国が先進国へ金融政策を批判していることに反論し、新興国の経済問題の多くは国内に原因がある。日本・中国・欧州に内需の拡大を要請。
◎黒田日銀総裁=異次元の金融緩和からの出口戦略は、時期尚早。
◎麻生財務相=日本の財政は非常事態で極めて厳しいい状況にある。世界経済は穏やかに回復し、輸出は次第に持ち直すことを期待。
◎ECD・2014年版「成長に向けて」=「世界経済は、低成長と高失業率のリスクに直面する恐れ、G20の財務相は生産性の伸びを高める方法を見つける必要がある」。世界金融危機の後遺症で改革の勢いが弱まった。危機後の労働生産性の低下は、新たな低成長の始まりを示唆。先進国の懸念は新興国へと波及し、多くの国で高失業率、労働参加率の低下が深刻化している。解決策は、規制緩和による競争力促進、貿易・投資の門戸開放、税制改革。
◎UBSは今年の金相場の見通しを引き上げる=1カ月予想1180ドル→1280ドル、3カ月予想1100ドル→1350ドル、平均値1200→1300ドル、2015年1200ドルと据え置く。投資家の投資姿勢の変化、資産の逃避先としての需要拡大、アジアの消費増加が理由。
◎S&P=ウクライナは大きな変化がなければデフォルトのリスクもある。ウクライナの格付けを「CCC+」→「CCC」に引き下げた。

***** 経済指標の結果 *****

18:30 GBP 1月 小売売上高=前月比-1.5%(予想-1.0% 前回2.5←2.6%)、前年比4.3%(予想5.4% 前回5.3%)→ 予想外にマイナス幅が拡大し一時ポンド売りが強まる

2月21日(金曜)昨日 海外市場の動き

2月21日(金曜)昨日 海外市場の動き


***** 昨日の注目点 *****

米フィラデルフィア連銀景況指数は-6.3と予想外の大幅減少、米成長が危惧されたが、米株は強く、豪ドルやNZドルは堅調で、逆に主要国通貨ではドル買いの流れが続く。

日本の貿易赤字の拡大にも円相場は動きが鈍い。発表直後は円売りへと動くが、リスクオフの流れにドル円は一時107.70円割れまで下落。弱い米経済指標にも株価は堅調で円売りが続き、一時102.40円近くまで上昇するも、戻りも限定的。引き続きレンジ相場から、手さぐりで下値を試す動きが続きそうに思えてならない。

中国HSBC製造業PMIの鈍化による、豪ドル、NZドルの売りも続かず、欧米市場では株価の上昇もあり、ショートポジションの巻き戻しに逆に買いへと変化。AUDUSDは0.90台を境にした変動が引き続き続いている。

EURUSDは、ユーロ圏の経済指標は総じて弱く、ウクライナ情勢の深刻化に、クロスを含めEUR売りの流れが続いた。独1月生産者物価指数は予想外のマイナス、仏1月消費者物価指数はマイナス幅が拡大、仏2月PMIとユーロ圏総合PMIは予想を下回り、ユーロ圏消費者信頼感指数はマイナス幅が拡大へ。EURUSDは、1.3700割れでは実需ベースの買いが続くが、1.38台を超えられず、弱気な流れが続く。

英ポンドは、ウィールBOE金融政策委員は「BOEは2015年春に利上げの可能性が高い」との発言に一時上昇するも続かず、ドル買いの流れに一時1.6630を割り込む。


***** 今日の注目点 *****

今日は週末の金曜日。イベントはシドニーG20だけで、特に気にする必要も感じられない。重要な経済指標の発表も見られず、英小売売上高、カナダ小売売上高と消費者物価指数、米国の中古住宅販売だけで、予想外の数字か、極端に相場を動かす連中が登場する以外に、大きな変動は期待できない。

ただし、ウクライナ問題や、G20での予想外の発言のイベントリスクも週末ということを考えれば、円売りへとなりにくく、ユーロも買いにくい通貨となっている。


***** 昨日の主な発言・出来事 *****

◎英国の2013年住宅着工件数は2007年来の高水準=前年比24%(12.301万件)と大幅に増加したが、前年の2012年の低水準からの反動や、政府の住宅購入者への補助制度の導入も要因。

◎ムーディーズの欧州・中東・アフリカ部門ダイレクター=イタリアの成長見通しが大幅に改善すれば、格付けの引き上げを検討する。

◎オズボーン英財務相=英国の景気回復は不確実で均衡に欠く。英経済が消費やロンドンの金融業に依存しすぎており、製造業の輸出や企業投資の拡大が必要。新興国は、自国の問題で先進国の中銀へ責任を転嫁すべきでない。

◎ウィールBOE金融政策委員=BOEは2015年春に利上げの可能性が高い。平均所得の伸び率が強まれば、早期利上げの可能性は排除できない。総選挙の期間中は利上げは困難(予定は2015年5月)。

◎ダイセルブルーム・ユーログループ議長=独経済は非常に堅調で、大幅な経常黒字は、今のところ問題にならない。


***** 経済指標の結果 *****

◎8:50 JPY 1月 通関ベース貿易収支=-27,900億円(予想-24,890億円 前回-13,042←-13,021億円)→ 予想外に赤字が膨らみ初の2兆円台となり、1979年の統計開始来、最大の赤字額。
◎10:45 CHN 2月 HSBC製造業PMI・速報値=48.3(予想49.4 前回49.5)→ 予想外の低下に豪ドル売りが強まり、資源国通貨の売りも強まる
◎16:00 GER 1月 生産者物価指数=前月比-0.1%(予想0.2% 前回0.1%)、前年比-1.1%(予想-0.8% 前回-0.5%)→ 予想外のマイナスとなる
◎16:00 CHF 1月 貿易収支=25.94億スイス(予想1.47億スイス 前回5.21←5.03億スイス)
FRN 1月 EU基準消費者物価指数=前月比-0.6%(予想-0.5%)、前年比0.8%(予想0.9%)→ マイナス幅が拡大
◎16:58 FRN 2月 総合PMI・速報値=47.6(予想 前回48.9)、製造業PMI・速報値=48.5(予想49.3 前回48.8)、サービス業PMI・速報値=46.9(予想48.9 前回48.9)→ 予想と前回を下回る
◎17:30 GER 2月 総合PMI・速報値=56.1(予想 前回55.5)、製造業PMI・速報値=54.7(予想56.3 前回56.5)、サービス業PMI・速報値=55.4(予想53.4 前回53.1)→ 前回を上回る
◎17:58 EUR 2月 総合PMI・速報値=52.7(予想53.1 前回52.9)、製造業PMI・速報値=53.0(予想54.0 前回54.0)、サービス業PMI・速報値=51.7(予想51.9 前回51.6)→ 前回と予想を下回る
◎22:30 USD 週間新規失業保険申請件数=33.6万件(予想33.5万件 前回33.9万件)→ 予想を若干上回るが前週より改善
◎22:30 USD 1月 消費者物価指数=前月比0.1%(予想0.1% 前回0.2←0.3%)、前年比1.6%(予想1.6% 前回1.5%)、コア前月比0.1%(予想0.2% 前回0.1%)、前年比1.6%(予想1.6% 前回1.7%)→ 前月比は小幅低下、前年比は小幅上昇、全体としてほぼ変わらず
◎22:58 USD 2月 製造業PMI・速報値=56.7(予想53.7 前回53.7)→ 予想と前回を上回り、2010年5月以来の高水準
◎0:00 USD 1月 CB景気先行指数=前月比0.3%(予想0.4% 前回0.1%)、一致指数=前回0.1%(前回0.2%)、遅行指数=前月比0.3%(前回0.3%)→ 予想を若干下回るが、前回より拡大へ
◎0:00 USD 2月 フィラデルフィア連銀景況指数=-6.3(予想10.0 前回9.4)、→ 新規受注・従業員数・支払価格などの減もあり、予想外の昨年5月来のマイナスへ
◎0:00 EUR 1月 消費者信頼感指数=-12.7(予想-11.25 前回-11.7)→ 前回と予想を上回るマイナス幅

2014年2月20日木曜日

2月20日(木曜) アジア・欧州市場の動き


2月20日(木曜) アジア・欧州市場の動き

***** ポイント *****


日本時間午前4時に公表された、FOMC議事録や連銀総裁らの発言からは、過去数カ月間に渡る弱い米経済指標にもかかわらず、量的緩和縮小の継続を示唆する内容と発言が続いている。よほど将来のインフレ懸念が心配なのか、一部の新興国への配慮は米国にとって無用とでも思える結果になっている。

そうなれば、株価への悪影響は避けられず、潜在的な円売り材料はそのまま横たわりながらも、株安=円高のシナリオがどうしても、円相場に重くのしかかってくる。18日の日銀金融政策決定会合で「成長基盤強化を支援する資金供給の規模拡大と期間延長」が発表され、一時円売り圧力が続いていたが、現在ではその効果はすっかり消えてしまっている。

日本の1月の貿易収支は2.79兆円の赤字で、予想外に赤字が膨らみ、1979年の統計開始来、最大の赤字額となった。しかし、円売りも続かず、弱い中国の経済指標にリスクオフの流れとなり円買いが強まる。

中国2月のHSBC製造業PMI48.3(予想49.4 1月49.5)と予想外の低下に豪ドル売りが強まり、資源国通貨の売りも強まる。昨年12以降の中国PMIの伸び率は鈍化、中国経済のスローダウンに新興国へ影響が危惧される。

ユーロ圏の経済指標は弱く、予想外のマイナスとなった独1月生産者物価指数、予想外にマイナス幅が拡大した仏1月消費者物価指数、予想外に弱い仏2月PMI、ユーロ圏総合PMI、ウクライナ情勢の深刻化に、欧州株は弱く、ユーロ売りが続く.

































***** 経済指標の結果 *****

8:50 JPY 1月 通関ベース貿易収支=-27,900億円(予想-24,890億円 前回-13,042←-13,021億円)→ 予想外に赤字が膨らみ初の2兆円台となり、1979年の統計開始来、最大の赤字額。
10:45 CHN 2月 HSBC製造業PMI・速報値=48.3(予想49.4 前回49.5)→ 予想外の低下に豪ドル売りが強まり、資源国通貨の売りも強まる
16:00 GER 1月 生産者物価指数=前月比-0.1%(予想0.2% 前回0.1%)、前年比-1.1%(予想-0.8% 前回-0.5%)→ 予想外のマイナスとなる
16:00 CHF 1月 貿易収支=25.94億スイス(予想1.47億スイス 前回5.21←5.03億スイス)
FRN 1月 EU基準消費者物価指数=前月比-0.6%(予想-0.5%)、前年比0.8%(予想0.9%)→ マイナス幅が拡大
16:58 FRN 2月 総合PMI・速報値=47.6(予想 前回48.9)、製造業PMI・速報値=48.5(予想49.3 前回48.8)、サービス業PMI・速報値=46.9(予想48.9 前回48.9)→ 予想と前回を下回る
17:30 GER 2月 総合PMI・速報値=56.1(予想 前回55.5)、製造業PMI・速報値=54.7(予想56.3 前回56.5)、サービス業PMI・速報値=55.4(予想53.4 前回53.1)→ 前回を上回る
17:58 EUR 2月 総合PMI・速報値=52.7(予想53.1 前回52.9)、製造業PMI・速報値=53.0(予想54.0 前回54.0)、サービス業PMI・速報値=51.7(予想51.9 前回51.6)→ 前回と予想を下回る

2月20日(木曜)昨日 海外市場の動き

2月20日(木曜)昨日 海外市場の動き


***** 昨日の注目点 *****


未明に公表された、FOMC議事録は予想通りとでもいうのか、緩和縮小の継続を示唆し、失業率基準などフォワードガイダンスの変更を検討していた。

結果は、米株価はやや値を下げ、若干ドル買いへと動き、ただし、新興国への更なる悪影響や、米悪天候の影響を完全にカバーしておらず、次回3月19日のFOMCに持ち越されたように感じられる。

議事録発表前にも、ブラード・セントルイス連銀総裁、ウィリアムズ・SF連銀総裁、ロックハート・アトランタ連銀総裁と、緩和縮小の継続を支持する発言が続いていた。

また、米住宅着工件数は2011年2月来の大幅な減少、住宅着工許可件数は昨年9月以来の低水準と弱い。また、オバマ米大統領も警告するなど、タイとウクライナで反政府デモが激化に、新興国通貨への不安感が強く、FRBの緩和縮小の継続期待も加わり、カナダドル、豪ドル、NZドルの売りが続いていた。

フィッシャーBOE理事が「利上げを求めている政策委員はいない」と強調。英国の失業率はILO(10-12月)ベースで、7.2%へ僅かに上昇。BOEのMPC議事録では、「利上げは穏やかな見通し、修正後のガイダンスは、失業率から余剰能力や一連の指標へと移行」との発表に一時GBP売りが強まったが、結局はGBPUSDは1.6640~1.6740のレンジで、現状では前日とほぼ同水準。

豪ドルは、人件費の高騰と豪ドル高の影響に、米フォートとGM、トヨタ自動車も豪州での生産中止を既に発表していたが、米アルコア社も豪州事業を縮小を発表、今後の失業率の上昇が気になる。AUDUSDの上昇も警戒感が強まり、0.90台を抜け出せず。



***** 昨日の主な発言・出来事 *****


◎FOMC議事録(1月28-29日分)=緩和縮小の継続を示唆。失業率は基準の6.5%に近づき、フォワードガイダンスを近く変更することを検討した。

◎FOMC議事録=数人はFOMCごとに債券買い入れを100億ドル縮小するとの、明確な見通しを望む。複数は利上げ時期の決定で、金融安定性のリスクが検討の明確化を望む。

◎ブラード・セントルイス連銀総裁=失業率の低下は、健全な労働市場を示しており、これを踏まえ金融政策の決定をすべき。

◎ウィリアムズ・SF連銀総裁=寒波の影響で弱い経済指標が見られるが、米国経済は非常に底堅く、FRBは緩和縮小をする可能性が高い。

◎ロックハート・アトランタ連銀総裁=資産買い入れプログラムは第4四半期までに終了する可能性が高い。2014年GDPは最大3.0%と予想。住宅ローン審査の厳格化でも、低金利が住宅購入の追い風へ。

◎米住宅着工と許可件数は予想外に弱い。住宅着工件数=前月比-16.0%(予想 前回-4.8%)、88万戸(予想95万戸 前回104.8万戸)→ 2011年2月来の大幅な減少、住宅着工許可件数=前月比-5.4%(予想 前回-2.6%)、93.7万戸(予想98万戸 前回99.1万戸)→ 昨年9月以来の低水準

◎フィッシャーBOE理事=利上げを求めている政策委員はいない。

◎IMF(G20へのブリーフィング)=世界経済見通しは2014年3.75%、2015年4.0%で1月見通しとほぼ変わらず。時期尚早の金融緩和解除を回避することが重要。ユーロ圏の極低水準のインフレが新たなリスクで一段の緩和が必要。新興国は資本流出、金利上昇、為替レートの下落が、主要な懸念材料で、一部の国は金融引締めで、投資や成長が損なわれる恐れ。

◎タイとウクライナで反政府デモが激化=オバマ米大統領も警告するなど、新興国通貨への不安感が強まる。

◎英失業率は、ILO方式(10~12月3カ月)=7.2%(予想7.1% 前回9~11月7.1%)、失業保険申請件数=-2.76万人(予想-1.83万人 前回-2.77←-2.4万人)→ 失業率は前回から上昇し、予想を上回わり、ポンド売りが強まる。

◎BOE金融政策委員会(MPC)の議事録は、9対0の全会一致で、政策金利0.5%と、資産買入枠3750億ポンドの維持をを決定。フォワードガイダンスの大幅変更に意見の不一致はない。政策金利の引き上げ前に、余剰能力を吸収する余地があると判断、利上げは穏やかな見通し。修正後のガイダンスは、失業率から余剰能力や一連の指標へと移行。

◎ノボトニー・オーストリア中銀総裁=証券市場プログラムの不胎化停止には全員の合意が必要だが、それに近づいている。

◎ルー米財務長官(G20への書簡)=日本経済は過去2年間、内需にけん引されたが、国内需要の見通しに陰りが出てきた。

◎ホッキー豪財務相=G20で世界経済の成長促進やインフレ投資を議論。

◎黒田日銀総裁(衆議院予算委員会)=物価安定目標の2%は、日銀の責任で早期実現を目指す。政府は成長戦略の実行加速を要請。

◎豪人件費高騰と豪ドル高の影響に製造業が圧迫=米フォートとGM、トヨタ自動車も豪州での生産中止を発表、米アルコア社も豪州事業を縮小を発表。


***** 経済指標の結果 *****

◎13:30 JPY 12月 全産業活動指数=前月比-0.1%(予想0.1% 前回0.3%)→ 予想と前回を下回る
◎18:30 GBP 12月 雇用統計: 失業率3.6%(前回3.7%)、ILO方式(10~12月3カ月)=7.2%(予想7.1% 前回9~11月7.1%)、失業保険申請件数=-2.76万人(予想-1.83万人 前回-2.77←-2.4万人)→ 失業率は前回から上昇し予想を上回るが、失業者数は減少
◎18:30 GBP BOE金融政策委員会議事録(2月6日分)=9対0で金利据え置きと、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定、予想通り
◎19:00 EUR 12月 建設支出=前月比0.9%(予想 前回-0.2%)、前年比-0.2%(予想 前回-1.6%)
◎22:30 USD 1月 卸売物価指数=前月比0.2%(予想0.1% 前回0.1%)、前年比1.2%(前回、コア前月比0.2%(予想0.2% 前回0.0%)、コア前年比1.3%→ 統計の総合指数の対象を拡大しての発表、予想を上回る
◎22:30 USD 1月 住宅着工件数=前月比-16.0%(予想 前回-4.8%)、88万戸(予想95万戸 前回104.8万戸)→ 2011年2月来の大幅な減少、住宅着工許可件数=前月比-5.4%(予想 前回-2.6%)、93.7万戸(予想98万戸 前回99.1万戸)→ 昨年9月以来の低水準

2014年2月19日水曜日

2月19日 欧州市場の動き


2月19日 欧州市場の動き


注目の英失業率は予想外に上昇し、BOE金融政策委員会の議事録も特に目新しい材料は見られず、ポンド売りが強まり、注目点は米FOMC議事録へと移り、積極的に動きにくくなる。

市場参加者の困惑と、円ショートポジションの巻き戻しが続き、円買いの流れが続いている。上値は徐々に重くなっているが、潜在的な円売り材料に変わりなく、どの水準で中長期の円売りポジションを作るかを絶えず考えている。

しかし、今年に入ってからの円相場は円売り圧力は弱く、かつ、続かず。どこの水準で下げ止まるか、全く自信が持てないのがっ実情では?

結果、4月の日本の消費増税後の日本経済の流れを見極めてから動くことが、最も考えやすくなり、それまでは、レンジ相場で100.50~103.50円を抜け出せないのではと思い始めている。


***** 発言その他 *****


◎BOE金融政策委員会(MPC)の議事録は、9対0の全会一致で、政策金利0.5%と、資産買入枠3750億ポンドの維持をを決定。フォワードガイダンスの大幅変更に意見の不一致はない。政策金利の引き上げ前に、余剰能力を吸収する余地があると判断、利上げは穏やかな見通し。修正後のガイダンスは、失業率から余剰能力や一連の指標へと移行。

◎ノボトニー・オーストリア中銀総裁=証券市場プログラムの不胎化停止には全員の合意が必要だが、それに近づいている。

◎ルー米財務長官(G20への書簡)=日本経済は過去2年間、内需にけん引されたが、国内需要の見通しに陰りが出てきた。

◎ホッキー豪財務相=G20で世界経済の成長促進やインフレ投資を議論。

◎黒田日銀総裁(衆議院予算委員会)=物価安定目標の2%は、日銀の責任で早期実現を目指す。政府は成長戦略の実行加速を要請。

◎豪人件費高騰と豪ドル高の影響に製造業が圧迫=米フォートとGM、トヨタ自動車も豪州での生産中止を発表、米アルコア社も豪州事業を縮小を発表。



***** 経済指標の結果 *****

◎13:30 JPY 12月 全産業活動指数=前月比-0.1%(予想0.1% 前回0.3%)→ 予想と前回を下回る
◎18:30 GBP 12月 雇用統計: 失業率3.6%(前回3.7%)、ILO方式(10~12月3カ月)=7.2%(予想7.1% 前回9~11月7.1%)、失業保険申請件数=-2.76万人(予想-1.83万人 前回-2.77←-2.4万人)→ 失業率は前回から上昇し予想を上回るが、失業者数は減少
◎18:30 GBP BOE金融政策委員会議事録(2月6日分)=9対0で金利据え置きと、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定、予想通り
◎19:00 EUR 12月 建設支出=前月比0.9%(予想 前回-0.2%)、前年比-0.2%(予想 前回-1.6%)

2月19日 今日の相場見通し

*** 2月19日 今日の相場見通し ***


今日はイベントリスクが高い一日となりそうで、結果を確認するまでは積極的に動けず。


◎英雇用統計とBOEのMPC議事録の結果により、金融引締めへ向け英ポンドの買い戻しが再開されるのか、それとも、市場の予想を裏切る、金融緩和の継続を強めるのか、非常に注目される。

英雇用統計
ILO方式(3カ月)=予想7.1% 前回7.1%、失業保険申請件数=-1.83万人 前回-2.4万人

BOE金融政策委員会(MPC)議事録 (2月6日分)
9対0で金利据え置きと、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを予想
今日の発表待ちだが、失業率は7.1%まで低下、基準7%をほぼ達成、インフレ基準もHICP前年比2.0%とこれも目標を達成。MPCでは2月12日の四半期インフレレポートで今後何らかの変更がある可能性を示唆していた。

このレポートでは、2014年のGDP見通しを2.8%→3.4%に引き上げ、1年以来に利上げが必要で、フォワードガイダンスるも見直すことを示唆。カーニーBOE総裁は12日に「刺激策はしばらくの期間は特例として必要」、「ポンド高が輸出を困難にさせている」とポンド高をけん制したものの、方向転換できず。


◎米国ではFOMC議事録が最大のポイント。

FOMC議事録公表(1月29日分)
昨年12月のFOMCに続き月間100億ドルの債券買い入れの削減を決定し、声明では「ここ数四半期で経済活動は上向いた」とあった。失政策変更の判断基準の一つとなる失業率も低下を続け、インフレリスクを懸念する連銀総裁の発言も最近多い。

2月1日からイエレンFRB議長が就任し、11日の最初の公の場での発言では、期待通り「バーナンキ前FRB議長の政策を継続し、慎重に債券購入を縮小を継続」と言い、「失業率 のみでは労働市場の健全性を測る上で不十分」と、フォワードガイダンスを変更する可能性もある。 FOMCでどのような討議がされたのか? いつもながら為替相場の変動要因としてはAクラス。